投資初心者必見!!!資産運用の選択肢として持株会をオススメします!!

money hack
スポンサーリンク



はじめまして!!ブログ管理人のfujiです。


みなさんのお勤めの会社には持株会制度はありますか??


「名前は聞いたことあるけど入ってないなぁ〜」とか「持株会何それ美味しいの??」なんて思ってるそこのあなた!!!

お勤めの会社に持株会があるならば、速攻で入会しましょう。


持株会を上手く活用すれば、リスクを抑えつつ効率的に資産運用をすることで、利益を上げることができます。


そこで今回はほぼ完全放置プレイで年間に7〜12万円ほどの利益を持株会で上げてる投資初心者の私が、持株会についてのお話をしていきます。


この記事を見て、持株会についてのメリット・デメリットを理解した上で、効率的な運用術を学びましょう!!!

 

スポンサーリンク

持株会制度とは



まずは持株会について知らない方向けに、持株会について解説していきます。

自社株の投資信託


端的にざっくりと説明すると、「自社株の投資信託」というイメージですね。


お勤めの会社の株式を設定した金額、毎月購入するということです。

投資信託みたいに幅広い商品の中から選ぶわけではありませんが、毎月コツコツと自社株を購入して積み立てる点では、投資信託に近いのかなと思います。


4つの持株会制度


持株会制度にも大きく分けて4つあります。

①従業員持株会
②拡大従業員持株会
③役員持株会
④取引先持株会


上記の4つについて解説します。

①従業員持株会


一般的に持株会というと「従業員持株会」のことを言います。

1960年代後半OECD加盟により、資本取引の自由化で外国資本が流入したため、日本企業を守る目的で「従業員持株制度」導入されました。



毎月会社の株式を設定した金額分購入することで、購入金額の5〜10%を奨励金として受け取ることができます。

社員の資産形成という福利厚生の観点だけでなく、自分の仕事での頑張りが会社の成長・株価向上につながるという期待から、労働意欲の向上につながるという効果もあります。

上記のような効果が期待されてることから今では大企業のみならず、上場企業の9割で従業員持株制度が導入されてます。

また毎月一定金額の株式購入が見込めるため、企業側からしたら株式の買い支えによる株価の底上げという効果もあります。


上記の説明だけ見たら、従業員より企業側にメリットがあるように思われますが、効率的に持株会を活用することで安定的に資産形成をすることが可能です。

持株資産運用術については記事の後半で説明します。


②拡大従業員持株会


大手企業のグループ会社など、非上場企業に勤める従業員が親会社の株を購入するために作られたのが、「拡大従業員持株会」です。



大手企業の株価はその企業のグループ会社全ての総力で価格が決定されます。

大手企業単体ではなくグループ会社を含めた連結決算での結果が株価なのです。

だったらグループ会社の従業員も持株購入する権利ありますよね??

ということで作られた制度になります。


グループ会社の従業員が購入者であるだけで、従業員持株会と違いはありません。


③役員持株会


会社役員による自社株の購入を容易にするために、「役員持株会」があります。


企業の経営を担う上層部の役員ともなれば、世の中に公表していない情報等をたくさん握ってます。

それらの情報を世の中より早く知っているということが、株式購入の足かせになります。

要は「インサイダー取引」に引っかかる可能性が高いということです。

しかし決められた金額を決められた月日に購入する持株会制度での株式購入は、インサイダー取引適応外です。

これにより重要な未公開情報を握っている役員でも安心して自社株を購入することができます。


インサイダーの適用外は役員持株会だけでなく、持株会全てに共通した特性です。



役員持株会は従業員持株会と違い、奨励金の支給等はありません。

④取引先持株会


企業相互の親睦関係の増進を目的として「取引先持株会」があります。

お互いに株を持ち合うことで企業間の連携や、企業買収による防衛という意味合いもあります。

普段から取引関係のある仲の良い企業同士助け合いましょう、というイメージです。

役員持株会同様に奨励金の支給等はありません。


スポンサーリンク

持株会入会のメリット




持株会を導入するメリットは、従業員より企業側の方が大きいという論調もあります。

しかし従業員側のメリットを上手く掛け合わせることで、より大きなメリットになります。

まずは持株会入会のメリットについて解説します。

持株購入奨励金がもらえる


持株会の最大のメリットとして奨励金がもらえることです。

企業によりますが購入金額の3〜10%ぐらいが奨励金として配当され、持株購入費用として計上されます。

つまり奨励金で自社株を、自動で購入してくれるということです。

また一定期間持株を保有し続けると、奨励金のパーセンテージが上乗せされる企業もあります。


私が勤める企業では、持株購入奨励金が6%です。

そして毎月1万円以上購入でプラス1%、持株口座に2年以上単元株があればプラス1%の上乗せがあります。

最大で購入金額の8%が持株奨励金として返ってきます。


東京証券取引所の「2017年度の従業員持株会状況調査」によると、回答企業3184社の39.8%に当たる1266社の奨励金が4〜6%34.8%の1103社の奨励金が10〜15%という結果でした。
※日本取引所グループ 調査レポートより


約1/3の企業が10〜15%の奨励金というのは魅力的ですよね。

平均でも8.2%ほど奨励金がもらえるようです。

銀行に預ける利回りと比較したら圧倒的ですよね。


少額から購入できる


企業の株を購入しようとしたら、100株の単元株単位で購入しなければなりません。

しかし、持株会での購入では単元株未満での購入が可能です。

なので、毎月1000円からの投資が可能なのです。

しかも、証券会社のように購入手数料はかかりません。

自社株が10万円としたら、月1000円の購入で1株の購入になります。

給与の少ない新入社員でも、無理なく気軽に持株で投資することが可能です。


また持株口座に単元株未満しかなくても、持株数に応じた金額の株主配当金を貰うことができます。


ドルコスト平均法で購入することができる


一定金額を定期的に継続して投資する方法を、ドルコスト平均法と言います。



株価は日々変化します。

安値で買って高値で売り抜けるのが理想的な手法でありますが、初心者にはほぼ不可能なことです。

しかし、ドルコスト平均法では毎月の購入金額は同じです。

定額購入により株価が高いときは購入株数は少なく株価が安いときは購入株数は多くなります。

これにより定量購入と比較して、買付金額を平準化して低く抑えることが可能になります。

長期的に投資すればリスクをより低く抑えることができます。



持株会だけでなく、投資信託やiDeCo(確定拠出年金)などもドルコスト平均法での購入により、比較的リスクの低い投資先として人気です。

スポンサーリンク

持株会入会のデメリット




奨励金など資産の運用先としては魅力的ですが、もちろんデメリットもあります。


リスク分散の考え方に反する投資法である


投資のセオリーとしてリスク分散は鉄則です。

同じカゴにタマゴを入れるな」という例えが有名ですよね?

もしカゴを落としてしまったら、全てのタマゴが割れてしまいます。

しかしカゴを複数に分けていれば、カゴを落としても被害は最小限に抑えることができます。


持株会制度はお勤めの会社での入会になります。

1ヶ月の収入のメインである給与は、お勤めの会社から貰ってますよね??

会社に持株会を通じて投資することは、会社が不況になったり倒産した場合に「給与」と「持株」の二つを失うことになります。


持株会一本に投資するのではなく、別の資産運用商品にも投資することでお勤めの会社だけに依存するリスクを下げましょう。


株式取引に時間がかかる


持株会での株式購入によって単元株になっても、すぐに株式の売却はできません。

持株口座にある単元株を証券会社に移行する手続きが必要であるからです。

持株口座から証券会社に移す際は、会社で手続きを行います。

手続き終了後2週間〜1ヶ月後に証券会社へ株が移行されます。

これで取引をすることができます。


1ヶ月もあれば大きく株価が変動しています。

売り時を逃して利益が少なくなってしまったり、権利付最終日に間に合わなくて株主優待券等の恩恵を逃す恐れがあります。

NISAの適応外である


NISAを活用すれば年間投資額120万円の株式等の取引で発生した利益に対して、税金が非課税になります。

利益に対して課税される所得税15.315%と住民税5%の合計20.315%が、持株会で購入した株の売却益に対してはNISA適応外であるので課税されます。



また持株会で単元株になった株を移す証券会社を自分で決めることができないので、割高な手数料の証券会社であった場合は利益が目減りする可能性があります。

手数料が高いとされる野村証券のオンライン支店では100万円で手数料が1048円です。

SBI証券の487円と比較したらダブルスコアで完敗です。

こればかりは必要経費であると我慢するしかないでしょう。

スポンサーリンク

fuji流持株資産運用術




メリット・デメリットを踏まえた上で、fuji流持株資産運用術について解説していきます。

私は低額投資で年間1時間程度の労力ながら、約10年間で60万円ほどの純利益を上げることに成功しました。


購入金額は変えないこと


持株会での購入金額の変更手続きを申し込むと、1ヶ月〜2ヶ月に変更が反映されます。

資産運用・株式取引のプロでない初心者が、コロコロ購入金額を変更することはオススメできません。

初心者に1〜2ヶ月後の株価を読むことは至難の技です。

それに毎月一定金額を購入するドルコスト平均法に反する悪手であると言えます。



まずは無理のない範囲内で毎月同じ金額を投資しましょう。

しかし、毎月1000円とかはダメですよ!!

目安としては最低でも2年で単元株になる金額設定がいいでしょう。

少なすぎる投資額じゃ、増やすことも難しいですからね。


私の場合は毎月1万円・各ボーナス2.5万円の年間17万円を持株会に投資しており、今現在も金額を変えずに投資継続中です。

単元株になったら長期保有しない


持株口座から証券会社に移したらすぐ売ることを検討しましょう。


株を保有してたら、最高値で売りたい気持ちになるはずです。

株取引では「頭と尻尾は諦めろ」という格言があります。

つまり、最高値で売ること・最安値で買うことは諦めろということです。

ピンポイントで狙えるのはほんの一握りだけですからね。



ドルコスト平均法で購入してるので、平均買付単価は低く抑えれてるはずです。

少しでも利益が確定してるのであればさっさと売り抜けましょう。


例外が一つだけあり、権利確定日が近いなら保有し続けるということです。

権利確定日の2営業日前の権利付最終日までに株を保有しておくと、中間・期末配当や優待券をもらえることができます。

会社によって金額が変わってきますので一概には言えませんが、私の場合は期末と優待券の売却益で1万円近くになります。

1ヶ月以内なら権利確定日まで待ってもいいでしょう。

1ヶ月以上あるなら、即売りましょう。


運用金額がまとまったら購入金額を上げよう


fuji流持株資産運用術の真髄は持株奨励金での資産増殖になります。

投資を3〜4年ほど継続すれば、毎月の投資金額にプラスして持株奨励金と株主配当金、株主優待券の売却益によりそれなりの金額が貯まるはずです。

毎年の投資金額は変えてはいけませんが、持株会での購入金額を上限まで上げましょう。

これにより毎年の利益は加速度的に増加します。


私の場合は、自社株価の1.5倍ほどの運用金額が貯まったので、購入金額を年間17.5万円から会社規定上限の90万円まで上げました。

投資金額は17.5万円で変更なしです。

そして奨励金目当てに単元株になったら即売却し、持株会での購入資金に充ててました。

少ない投資金額でもこの方法により、持株奨励金の恩恵を最大限に受けることができます。


最初から上限金額まで上げたかったですが、給料少ないですし分散投資したかったですからね。

貧乏人なりの戦い方ですね。

スポンサーリンク

fuji流持株運用成績


参考までに私の去年の持株会での運用成績を発表します。

・持株奨励金6.3万円
・株式売却益5.6万円
・株主配当金0.8万円
・株主優待券売却益0円
・合計利益12.7万円 


年間で12.7万円の利益ですね。

優待券売却益は単元株移行のタイミングが、権利確定日に間に合わなかったので0円です。残念!!

税金など引かれますので純利益は約11万円強くらいでしょうか。



純利益も持株会へ再投資ですので、生活に一切影響ありません。

老後の資産形成という目的でやってますが、その程度の軽い気持ちくらいが上手くいきますよ。

しかも持株会に費やす時間は年間で1時間程度ですからね。

ほぼ不労所得で年間11万円の純利益はすごいことじゃないでしょうか?

スポンサーリンク

まとめ


いかがでしたか??

持株会のメリット・デメリットを理解して効率的に投資すれば、資産形成に効果的です。

また長期的にドルコスト平均法で投資することで安定的な運用成績を残すことができます。


しかし自分が勤めてる企業の景気などを考慮することも重要です。

右肩下がりの企業に投資しても利益を出すことは難しいですからね。


投資に正攻法はありますが、必ずしもそれが正解ではありません。

一つの選択肢として持株会を考えてみてはいかがでしょうか??

コメント

タイトルとURLをコピーしました