これさえあれば大丈夫!!予備自衛官補訓練を快適に送るための持ち物について解説『マストアイテム生活編』

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どうも!!blog管理人のfujiです。

予備自衛官補訓練の出頭のために必要な持ち物を準備すると思います。

事前に準備するものは各都道府県の地方協力本部からの案内がありますが、その案内に書いてあるものは必要最低限の物しか書いてありません。


快適な予備自衛官訓練を送るには、プラスしてアイテムをそろえる必要があります。

そこで今回は、元一般予備自衛官補で現役一般公募予備自衛官の私が、予備自衛官補訓練での持ち物について解説します。


予備自衛官補の厳しい訓練を快適なものにするには、事前の準備が超大切ですよ!!!


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予備自衛官補訓練に必要な持ち物リスト:生活編




予備自衛官補訓練で必要な持ち物について解説します。

この記事では、訓練以外の時間である課業外にあると便利な持ち物について詳しく解説します。


一応中部方面隊の109教育大隊での、最低限の持ってくる物リストについては下記を参照してください。

※中部方面隊109教育大隊招集教育訓練出頭案内のリンク先はこちらから!


また、課業中にあると便利なモノについては下記記事で詳しく解説してるので、まだ見てない人は下記記事要チェックですよ!!

制汗対策アイテム


夏場の訓練ではボディシートや制汗スプレーなどはマストアイテムです。

課業後にはベットメイキングや半長靴整備、戦闘服のアイロンがけなどやることが盛り沢山です。

しかも、お風呂の時間が決まってますのでその時間に合わせて行動しなければなりません。


お風呂入った後に課業後の仕事をこなせば、汗だらだらでお風呂入った意味がなくなります。


消灯後は居室の効きの悪いクーラーが勝手に消えるので、汗ベタベタと相まって寝苦しさが半端ないです。


隊舎にシャワーは備え付けられてますが、特別な事情がない限り使用はできません。

制汗対策アイテムで少しでもさっぱりしてストレスを軽減しましょう。


それに、自衛隊での生活は常に集団行動です。

汗臭いとかで相手を不快な思いにさせないように注意しましょう。

自分の匂いは自分で分かりませんからね。

スメルハラスメントの恐ろしさは下記記事で解説してるので、一読してみてください。

日焼け止めクリーム



これも夏場のマストアイテムです。

自衛隊の訓練は基本的に屋外です。

1日中外での訓練もザラにあります。


夏場はあまりにも暑すぎるので、訓練中に戦闘服の上着を脱いだり半袖バージョンでOKという処置がとられます。

より一層肌が日光にさらされますので日焼けの可能性が高まります。


日焼け止めクリームを塗っておかないと5日間でこんがり黒こげになるでしょう。


また、防護マスクの訓練で催涙ガスを充満させた天幕に突撃しますが、その時に日焼け止めクリームを顔に塗っておくと多少はヒリヒリのダメージが軽減します。

逆に髭剃りたてで催涙ガスを浴びると、ヒリヒリが半端ないそうです。


訓練用といえども、想像を絶するくらいにヒリヒリと涙や鼻水が止まりませんからね。

正直めちゃくちゃ痛いです。


洗濯ネット


隊舎の各フロアには洗濯機が5つほど設置されてます。

しかし、予備自衛官補訓練の参加者が多い時は、30〜40人で洗濯機を使わなければなりません。


必然的に4人分くらいを洗濯機に入れて洗います。

そこで活躍するのは洗濯ネットです。

他人の衣類と混ざらないように、洗濯ネットで自分の衣類を管理しましょう。


100均の洗濯ネットで構いませんが、柄物などの目立つ色をチョイスしましょう。

駐屯地でも洗濯ネットは売ってますが、みんなが同じモノを使えばどれが誰のだか分からなくなります。


お風呂セット




陸上自衛隊員御用達のお風呂セット持ち運びケースです。


予備自衛官補では風呂桶を1個渡されますが、使いやすさはロックケースが抜群です。

容量も大きいですし水切りのアミアミがあるのでかなり便利です。


急いで階段を降りたりしてても、中身を落とす可能性がありません


自衛官候補生や陸曹教育期間中の隊員は、課業後も時間がないので移動は駆け足です。

その時に風呂桶じゃあ持ちにくいし色々と不便ですもんね。


駐屯地に住んでる隊員でロックケースを使ってない人はほぼいないでしょう。


体温計






駐屯地によっては日朝点呼が終了した後に、血圧と体温を測定して健康管理把握表に記入しなければなりません。

ここで異常な値が出ると訓練に参加できなくなる恐れがあります。


体温計と血圧計は4つくらい廊下に設置されてますが、朝から行列が出来上がります。

しかし、ベットの毛布を整頓したり、身支度や戦闘服の整備等で朝からバタバタします。


朝は本当に時間がないので、少しでも時間を短縮できるようにマイ体温計を持っておきましょう。


この体温計は非接触型でありながら、検温時間は数秒で済む優れモノです。

非接触型なので、同室の仲間に貸すのも抵抗ないですよね。



小銭入れ



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財布や携帯等の貴重品は、ロッカーで鍵をかけて管理します。


売店に行くたびに鍵を開けるのは面倒ですし、居室まで取りに行くのが面倒です。


そこで胸ポケットに入るサイズの小銭入れを用意しましょう。

この小銭入れならカードも1枚入るスペースがあるので、使い勝手がすごく良いです。


駐屯地内の売店はクレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済に対応してるところが多いです。

課業中に財布を持ち歩くわけにはいかないので、小銭入れで妥協しときましょう。



お風呂場には貴重品を持っていくのはNGでしたが、お風呂上がりのアイスが唯一の幸せなので、こっそり小銭入れを持っていってました。

だってわざわざ居室に戻るのが手間なんですもん!!!


タバコケース


喫煙者ならばタバコケースは必須です。


予備自補の訓練では、戦闘訓練等激しい動きをすることが多々あります。

一生懸命頑張っていると、気付いたらタバコがボロボロになってたなんてこともザラです。


頑丈なハードケースを用意して大事なタバコを保護しましょう。


自衛隊はタバコを吸う人は比較的多いです。

もちろん班長たちも愛煙家が多いので、煙缶を持ち歩いて訓練に帯同します。

愛煙家の班長に当たればタバコ休憩が入るので、そこでコミュニケーションを深めるのも良いでしょう。


電源確保アイテム


隊舎の居室内にはコンセントが2箇所ほどしかありません。

ベットの下やロッカーの裏など離れた場所にあります。


居室内の6〜8人で生活するには足りない数のコンセントしかありません。


そこで延長ケーブルとタコ足タップを用意しましょう。


延長ケーブルで居室の中央にまで引っ張ってくれば、スマホを充電しながらベットでゴロゴロすることが可能です。


画板


予備自衛官補訓練では、提出書類や各段階の節目に所感文などを書くことがあります。

しかし、居室にテーブルなんてありません。

テーブル代わりの小さなロッカーはありますが、ベットの近くまで持ってこなければなりませんし、2段ベットの上の人には小さなロッカーを使うのは不可能です。


そこで画板を準備しておきましょう。

時間がない課業後に所感文を仕上げるのはなかなかの苦行です。


中隊長が見るので、しっかりした内容で9割ほど埋めなければなりません。

出来や誤字脱字は訂正を容赦なく求められます。

字が汚くても同様です。


画板を使って少しでも所感文を早く仕上げれるようにしましょう。


ネックウォーマー




訓練中にネックウォーマーの着用は許されませんが、課業後はOKです。


冬場の課業後ではかなり重宝します。

首元を温めるだけで全然違いますし、マスク代わりにもなります。


冬場は乾燥するので喉の保湿も大切ですし、集団行動の自衛隊なのですぐ風邪がパンデミックします

自分の体調管理のためネックウォーマーを装備しましょう。


迷彩やOD色、目立たない色であればOKですよ。

派手な色を選ばないように注意しましょう。


アイマスク





消灯後の必須アイテムですね。

居室にはカーテンがありますが、光がそれなりに漏れてきます。

また、ベットの配置によっては廊下からの光がガンガン入ってくるので、多少気になります。


快適な睡眠のためにはアイマスクは必要でしょう。



慣れない環境では多少のことが気になって寝れないことがあります。

キツい訓練なので万全の体調で挑めるようにしましょう。


ソーイングセット





戦闘服や帽子の名札やRCロゴマークを縫い付ける作業があります。

A課程の前泊出頭での最初の仕事が裁縫になります。


戦闘服は生地が分厚いので、安物の針では折れてしまいます。

しっかりとした針と指ぬきが必要ですね。

100均や格安なソーイングセットは選ばない方が良いでしょう。



また名札は白色、RCロゴマークはOD色の糸が必要です。

忘れないように準備しておきましょう。


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まとめ:予備自訓練の課業後を快適に過ごすにも事前の準備が大切





課業後も戦闘服や半長靴の整備やベットメイキング、基本教練の復習など時間が圧倒的に足りません。

慣れてない1段階で自衛隊の洗礼を浴びせられて、辞めていった同期がたくさんいます。



しかし、事前の準備を入念にしておくことでいくらか時間が生まれるでしょう。

せっかく予備自補に合格したなら、最後まで訓練を修了して欲しいです。


予備知識・事前準備をしておくことで、楽しい予備自衛官補50日訓練にしていきましょう。

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