どうも!!ブログ管理人のfujiです。
コロナショックを契機と判断し、投資を始める人が増えてるように思います。
投資を始めるには資金も必要ですが、投資に対しての勉強が重要になってきます。
投資初心者が勉強をしていく中で、NISA制度という単語を耳にしたことがあるはずです。
名前は知ってる、ざっくりとイメージで理解してる人が大半で、どんなメリットがあるかなど正確に理解してる投資初心者はそう多くはないでしょう。
そこで投資歴7年目で金融資産合計1000万円超えの私が、NISA制度について分かりやすく解説します。
投資をしていく上でNISA制度は必ず押さえておくべきポイントです。
この記事を読み込んでNISA制度についての理解を深めて、より効率的な投資ライフを作っていきましょう。
NISA制度の特徴とは??
NISA制度とは国が推奨する制度の一つであり、2014年にスタートした制度になります。
Nippon Individual Savings Accountの略語がNISAであり、日本語表記にするならば少額投資非課税制度になります。
NISA制度はイギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルとしています。
つまり日本版ISAがNISA制度であると言えます。
ごちゃごちゃと小難しいことを言ってますが、要は「投資に関する税金を非課税にしますよ」というのがNISA制度になります。
とりあえずは国が推奨してる税金が免除になる制度である、と理解してくれたらOKです。
まずは、NISA制度の特徴について深掘りしていきます。
NISA制度を利用すれば投資利益が全額非課税になる
NISA制度を利用して株式や投資信託を取得した場合、それら金融商品はNISA口座にて管理されることとなります。
そして、NISA口座で管理されてる金融商品を売却して利益が出た場合や、金融商品の配当金を得た場合のお金に対しての税金が全額免除になります。
本来金融商品を通じて得た売却益や配当金には20.315%の税金が掛かります。
株式で100万円の利益を得た場合は、約20万円が税金として引かれます。
投資で稼ぐ投資家にとっては、この約20%という数字に日々苦しめられてますからね。
投資と言っても一獲千金で稼ぐようなモノではなく、年率4〜5%くらいの利益しか稼げませんからね。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットでさえも年率20%くらいですからね。
コツコツ稼いだ利益の20%を搾取するなんて、まじで鬼畜です!!
しかし、NISA制度を利用すればこの20%の税金を払わないで済みます。
売却益も配当収入にも税金を課せられる事はありません。
NISA制度は投資家にとって恩恵のある制度なのです。
NISA制度には4つの種類がある
NISA制度には
・一般NISA
・積立NISA
・ジュニアNISA
・新NISA
の4つの制度があります。
これら4つのNISA制度については後半で詳しく解説します。
NISA口座は1人1口座までしか作れない
NISA制度は金融資産で得た利益に対して非課税であるというメリットはあります。
しかし、こんな節税メリットを1人ひとつまでしか利用することができません。
つまり、楽天証券で一般NISA口座を開設し、SBI証券で一般NISA口座を開設するという事はできません。
別々の証券会社であっても、同じ種類のNISA口座は1つしか作れません。
1人の名義に対して1つしか作れないという事ですね。
しかも前述した4つのNISA制度ですが、投資の途中で切り替えることができません。
切り替えができるタイミングは、年が変わってなおかつまだ1円も投資をしてないという状況にのみ切り替えが可能です。
2020年に積立NISA制度で投資をしてたら、2021年になるまでその他のNISA制度で投資ができないということです。
投資ができないだけで、口座内の金融資産の管理はできます。
1人ひとつしかNISA口座を持つことができず、NISA制度の切り替えにも制約があるという若干の使いにくさはあります。
NISA制度では購入できない金融商品がある
大体の金融商品をNISA制度を利用して購入することができますが、一部NISA制度では購入できない金融商品もあります。
※金融庁 NISA口座の基礎知識より
上記のように投資初心者が手を出そうとする金融商品は大体買えますが、金やプラチナなどのコモディティや債券のみで構成された投資信託(積立NISAでは購入可能)などは購入できません。
NISA制度で購入できない金融商品は上級者向けのものが多いので、初心者はシカトでOKです。
NISA制度でも買えない金融商品があるんだな程度で理解しておきましょう。
まぁ、どうしても金が欲しいなら、ゴールドETFを買えば良いだけの話ですからね。
金を買うよりかETFの方が保有コストが低いですし、換金性が高いですからね。
4つのNISA制度について解説
前述しましたがNISA制度には
・一般NISA
・積立NISA
・ジュニアNISA
・新NISA
上記の4つのNISA制度が存在してます。
それぞれ非課税金額の上限や非課税期間などが違ってます。
積立NISA | 一般NISA | ジュニアNISA | 新NISA | |
年齢制限 | 20歳以上 | 0〜18歳 | 20歳以上 | |
最大非課税期間 | 20年 | 5年(ロールオーバーあり) | ||
年間投資上限金額 | 40万円 | 120万円 | 80万円 | 122万円 |
非課税総額 | 800万円 | 600万円 | 400万円 | 610万円 |
対象金融商品 | 指定された投資信託 | 株式・投資信託・ETFなど | ||
出金制限 | なし | 18歳以上 | なし | |
投資可能期間 | 2018〜2042年 | 2014〜2023年 | 2016〜2023年 | 2024〜2028年 |
NISA口座は1人ひとつまでしか持てないので、それぞれのNISA制度について理解を深めてどの制度を活用すれば良いのか考えてみましょう。
一般NISA制度
NISA制度の中で一番ポピュラーなのが一般NISAですね。
2014年にNISA制度が立ち上がったと同時に産声を上げ、2023年に制度の終了が予定されてます。
残り3年の寿命だからと言って焦る必要はありません。
2023年には一般NISAが終了しますが、2024年からは新NISAが立ち上がる予定です。
一般NISAが終了し、新NISAが立ち上がるということですね。
新NISAについては後述します。
・非課税金額
一般NISAの非課税金額は1年間で120万円です。
そこそこの金額ですが、大型株を購入するとほとんど吹っ飛ぶ程度の金額ですね。
NISA制度の共通事項ではありますが、非課税枠は一度使うと消失するという特徴があります。
60万円の株を一般NISAを利用して購入したら、残りの非課税枠は60万円です。
後日NISA口座にある60万円の株を売ったとしても、非課税枠は60万円のままです。
非課税枠の再利用ができないということです。
また、1年間で使いきれなかった非課税枠を翌年に繰り越すこともできません。
スマホの通信ギガ数みたいに繰り越せず、期間内に使ってくださいということですね。
・非課税期間
一般NISAの非課税期間は5年となってます。
個別株の長期トレードであれば十分な期間ですかね。
将来の成長が期待できる株を購入し、5年間保有し続け毎年の配当金を非課税で受け取り、非課税期間がすぎる前に売り抜けるなんてことができますね。
非課税金額が120万円で非課税期間が5年なので、最大600万円を一般NISA口座で運用することができます。
一般NISA口座の金融商品は5年間の非課税期間が終了したら以下の2択での対応になります。
①税金が課税される一般or特定口座に金融商品を移す
②翌年の一般NISA口座に移す(ロールオーバー)
5年以内に金融商品を売れなかったとしても、ロールオーバーを活用すれば非課税期間が5年上乗せされます。
これにより、同じ金融商品を10年という超長期で保有しつつ、配当金に対して税金がかからないというメリットを受けることができます。
積立NISA制度
NISA制度の中で新しくできたのが積立NISAです。
2018年にスタートし2042年に制度が終了する予定です。
最近までは2037年までとなってましたが、新NISA制度の発表に合わせて積立NISAの利用期間が延長となりました。
積立投資家としては非常にありがたい改変ですね。
名前通り積立NISAは積立投資に特化した制度になります。
よって積立NISA制度を利用して購入できる金融商品も、金融庁が認めた投資信託商品のみとなります。
・非課税金額
積立NISAの非課税金額は1年間40万円となってます。
一般NISAと比較するとなんだか物足りない金額ですね。
しかし、積立投資なので軍資金としてまとまったお金を用意する必要がなく、毎月最大約3万3000円を用意すればいいので投資初心者には負担が少なくオススメです。
毎月お金がそんなに余らないからとりあえず5000円から始めようとか、ボーナス月は余裕があるから5万円積立しようとか柔軟な投資をすることができます。
一般NISAの場合は120万円という枠はあるけれど、1株何十万円単位の株を買うことになりますからね。
大型株とか50万円は優に超えますもんね。
大金を一極集中して投資するのは投資初心者にはハードルが高すぎるので、投資初心者は積立NISAで資産運用の雰囲気を味わえば良いのかなと個人的にそう思ってます。
・非課税期間
積立投資に特化した制度なので非課税期間は20年間ととても長いです。
短期売買を想定してない積立投資なので、一般NISAと比べて4倍という非課税期間になってます。
非課税額が年間40万円で非課税期間が20年なので、最大800万円を運用することができます。
しかし、一般NISAと違い積立NISAにはロールオーバーという選択肢が存在してません。
よって非課税期間が終了する前に金融商品を売却するか、非課税期間終了後に課税口座に移すかの2択になります。
20年という長期の非課税期間があるので、ゆっくり出口戦略を考えながら売却のタイミングを伺えば良いでしょう。
ジュニアNISA制度
ジュニアNISAとは、投資をすることができない20歳未満の未成年のために設立された制度です。
口座の保有者はお子様ですが、資産の管理等の運用指示者としては両親が行う感じですね。
お子様が20歳を超えたら、ジュニアNISA口座の金融商品は自動的に一般NISAへと引き継ぎされます。
お子様の将来の学費等の準備手段としてジュニアNISAを利用してくださいね、という設立の意図があるのでしょう。
2016年からスタートし2023には制度の終了が決定してます。
・非課税金額
ジュニアNISAの非課税金額は80万円です。
一般NISAと積立NISAの中間といったところですね。
積立NISAみたいに金融商品の指定等はありません。
・非課税期間
ジュニアNISAの非課税期間は一般NISAと同じで5年です。
そして口座保有者が18歳以上になるまで現金として引き出しができません。
よって5年の非課税期間が終了したら、ロールオーバーするか引き出し制限付きの課税口座に金融商品を移すかの2択しかありません。
18歳まで引き出せないのに5年後には課税対象になるという鬼畜仕様なので、実質ロールオーバーするしかないという感じです。
0歳児のジュニアNISA口座を作ったら18年間引き出しできないし、非課税で運用できるのは結局400万円というゴミ仕様なのです。
18歳まで引き出しできないというのが一番のデメリットであり、それゆえに加入者もごく少数であるという状態でした。
しかし、ジュニアNISAは2023年に廃止が決定しました。
それにより上記のデメリットを帳消しする制度へと進化することとなるのです。
・デメリットを帳消しにしたジュニアNISA
ざっくりと結論から申しあげると口座保有者が20歳になるまで非課税になり、18歳を待たなくても2024年以降ならいつでも引き出しが可能になります。
かなり複雑なので詳細は下記資料で確認してみてください。
※金融庁 ジュニアNISAのポイントより
2023年に制度が廃止になるので、2024年以降は追加で80万円の新規投資をすることができません。
なので制度が廃止になるまでに投資できる最大320万円を、口座保有者が20歳になるまで非課税で運用することができます。
そしていつでも非課税で現金化して手元に戻すことも可能です。
ジュニアNISAの廃止とそれによる措置により、利用価値のある制度へと進化することとなったのです。
積立NISAみたいに金融商品の制約がないので、株式を最大20年間非課税で保有できるなんて強すぎですね。
小さなお子様がいる人は株主配当金を20年間非課税でゲットできるチャンスがあるので、積極的にジュニアNISAを利用しましょう。
新NISA制度
一般NISA終了に伴い2024年から新しく新設されるのが新NISAになります。
新NISAは従来の一般NISAと積立NISAを合体させたような2階建のNISA制度になります。
一階が積立枠で二階が現行のNISA枠です。
基本的には1階の積立枠を利用しなければ、2階部分のNISA枠を利用することができません。
しかし、投資経験があったり少しでも1階部分を利用すれば2階を利用することができます。
必ずしも1階部分を利用しなければならないということではありません。
・非課税金額
新NISAの非課税金額は122万円です。
内訳としては1階部分の積立枠が20万円で、2階部分の現行NISA枠が102万円になります。
少額を投資信託などの積立投資をしつつ、まとまった金額を株式などに投資できるということです。
まさに積立NISAと現行NISAのいいとこ取りですね。
いいとこどりなのですが、1階部分は金融庁が指定した投資信託のみしか購入できないので、それがデメリットに感じる人もいるかもしれませんね。
・非課税期間
新NISAの非課税期間は1階も2階も5年間となっています。
2階が5年間というのは納得できますが、1階の積立枠も5年間というのは短すぎですね。
しかし、1階部分の積立枠は非課税期間の5年が終了したら積立NISAにロールオーバーすることができます。
これにより新NISAの5年間と積立NISAの20年間で、最長25年間の非課税期間を作ることができます。
20万円という少額ではありますが、25年間という節税期間は魅力的ですね。
1階の積立部分を積立NISAにロールオーバーできますが、同一年内での複数のNISA口座への投資はできません。
それぞれのNISA口座内にある金融商品の管理や売却はできますが、NISA制度を使っての投資は一つのNISA口座のみです。
2024〜2028年が新NISAを利用することができる期間ですが、新NISAを使ってる間は積立NISAでの追加投資を利用できません。
この期間は新NISAで毎年122万円を非課税で投資できますが、1階部分の積立枠は20万円で積立NISAの半分です。
自分が今現在どのNISA制度を利用してるのかやその時の投資方針によってメリットにもデメリットにもなりうるので、慎重に考える必要があるでしょう。
投資初心者はどのNISA制度を利用すればいいの??

結局どのNISA制度を利用すればいいの??
とこれから投資を始めようとする投資初心者には大きな悩みですよね。
まずはどのNISA制度を利用すれば良いのか解説します。
投資初心者は積立NISA制度を利用しよう
これから投資を始めようとする投資初心者は、とりあえず積立NISA制度を利用するのが良いでしょう。
なぜなら、投資初心者にはリスクの低い積立投資から始めて欲しいからです。
積立投資には
・少額から開始できる
・時間の分散
・金融商品の分散
という3つのメリットがあります。
・積立投資のメリット その1:少額から開始できる
投資初心者が個別株などを100万円単位で購入するのはリスクが大きすぎです。
株式を買って値段が上がれば、10〜20万円を短期間で獲得することもできます。
そして逆に10〜20万円を一瞬にして失う場合もあるのです。
含み益がでた時に欲を出さず利益確定できるのか、含み損を抱えた時に損切りができるのか、今後株価が上がる確固たる確信を持ってホールドし続けれるのかなどなど、個別株の投資には知識と精神力が必要です。
そのような投資の基礎が身についてない初心者は、まずは少額から始められる積立投資からスタートするべきなのです。
まとまった大金を用意する必要がなく、毎月1000円からでも投資を開始できます。
大金を一気に投下する必要がなく少額投資なので、含み損を抱えても精神衛生的に良いです。
また、毎月少額を投資しつつも、投資の勉強を並行することで知識が身につきます。
勉強で得た知識や実際に投資をやってみて感じたことを生かして金融商品を選んだり、投資額を増やすなどの選択肢もできるのです。
・積立投資のメリット その2:時間の分散ができる
積立投資で毎月一定額を購入するという投資方法は、ドルコスト平均法と呼ばれてます。
ドルコスト平均法とは、投資タイミングを長期間に分散する事でリスクを下げる投資方法になります。
一括投資で金融商品を購入するよりも、毎月分散して購入することで平均買付金額が安くなりやすいという特徴があります。
株価や金融商品の価格は日々上下動しており、価格が高くなりすぎれば下がっていき、価格が安くなりすぎれば上がっていきます。
波のように上がったり下がったりしている相場の中で、価格が一番高い時に一括投資してしまったら損切りするか、買った時よりも上がることを信じてホールドし続けることになります。
ドルコスト平均法で投資すれば毎月の投資金額は同じですが、価格が高い時は少ない口数、価格が安い時は多い口数を購入することができます。
これにより価格が高い時のダメージを最小限にしつつ、安い時には大量買付ができるので、結果的に平均買付金額が安くなります。
相場の波を完璧に予想できるならば一括投資の方が効率的です。
しかし、そんな人間は存在しません。
将来どう上下するか分からない相場に投資していくには、ドルコスト平均法による長期間の積立投資が安全に資産を増やしていける可能性があるのです。
・積立投資のメリット その3:金融商品の分散ができる
積立NISA制度で購入できる商品は投資信託という金融商品になります。
投資信託とは、そのテーマにそった金融商品を詰め合わせたものになります。
例えばeMAXIS Slim先進国インデックスという投資信託商品は、全世界の先進国22ヵ国の株式市場に価格が連動しています。
ざっくりいうと全世界の先進国の企業全てに投資をしているということです。
個別株に投資をするときはその1企業の業績によって価格が左右されます。
業績が良ければ大きく株価が上がるでしょうが、破産したら株券はゴミ同然になります。
しかし、eMAXIS Slim先進国インデックスであれば22ヵ国という地域全ての企業に分散投資されてるので、その中の1つの企業が破産したところで激しい値動きにはなりません。
このように金融商品の分散を投資信託1つで賄ってくれるので、個別株と比較して比べものにならないくらいの安定性を誇ってます。
まとめ:NISA制度を投資初心者は必ず活用しよう
投資を始めるならば、絶対にNISA制度を利用しましょう。
証券口座を作っても、NISA口座を自分で申請をしなければなりません。
うっかり忘れて投資を開始しちゃうなんてことのないようにしましょう。
そして、投資初心者は積立NISA制度を利用して、毎月コツコツと積立投資を実践しましょう。
投資は一獲千金で稼げるモノではありません。
地道にコツコツと少しずつ増やしていくものなのです!!
コメント