どうも!!ブログ管理人のfujiです。
投資を始めるには資産運用に対しての勉強も大切ですが、銀行口座や証券口座などの投資を始めるために準備しておくべきものがあります。
そこで今回は投資初心者向けに、資産運用を始めるあたって準備しておくべきものについて解説します。
ちなみに前提として投資スタイルは積立投資を想定してるので、それに合わせた準備になります。
私は投資初心者にはまず積立投資から実践することをオススメしてます。
なぜ積立投資がオススメなのか下記記事で解説してるので参照してみてください。
楽天・SBIの銀行や証券口座を開設しよう
各種手数料が安かったり、スマホ一つで様々なサービスを受けることができるネット系のサービスですが、資産運用においても絶大な効果を発揮します。
オススメのネット系サービスといえば
・楽天系サービス
・SBI系サービス
です。
上記2つのサービスを揃えておけば、株式や投資信託、ETFやドル転などには困らないです。
それぞれのサービスでは、銀行口座と証券口座をセットで揃えておくことが必須ですね。
それぞれのメリットや活用法について詳しく解説します。
楽天系サービス(銀行・証券・クレジットカード)
楽天系サービスでは銀行口座・証券口座・クレジットカードのこれら3つを揃えておきましょう。
後述しますがクレジットカードは特に重要なマストアイテムです。
楽天系サービスでは積立NISAや確定拠出年金制度を利用した投資信託商品の購入や、一般NISAを使った国内個別株式の購入用に使うことをオススメします。
それでは楽天系サービスを使うことのメリットについて解説します。
・楽天クレジットカード払いでポイントゲット
日本国内の証券会社の中で唯一、楽天証券では投資信託商品を楽天クレジットカードで決済することができます。
積立NISAを使った投資信託の購入にも使えますし、月に5万円以内であればクレジット決済ができます。
ポイント還元率は1%なので、毎月5万円の投資信託を購入することで楽天ポイントを500ポイント獲得できます。
積立購入ではない通常の株式購入には使えませんが、月に5万円なので投資初心者には十分ですよね。
しかも獲得したポイントは投資に回すことができるので、無駄な買い物に使う必要もなく効率的ですね。
・マネーブリッジを活用すれば優遇金利などの特典を獲得できる
楽天証券と楽天銀行のそれぞれの口座を結びつけることをマネーブリッジと言います。
マネーブリッジを設定することにより
・0.02%→0.10%への優遇金利が適応
・銀行口座と証券口座の自動入出金
・ハッピープログラムによる各種特典
これらの恩恵を受けることができます。
もちろん楽天銀行や楽天証券の開設費用はタダですし、マネーブリッジもタダで利用できます。
簡単に表すと下記のような感じですね。
※楽天証券-マネーブリッジより
自動入出金を設定しておけば銀行口座にお金がありながら、個別株などを購入するときに自動で銀行口座から証券口座へお金が移動してくれます。
お金が移動して使わなかった分は、銀行口座に自動で戻す設定などもできます。
これにより、急な出費があっても銀行口座からお金を下ろすこともできますね。
しかもハッピープログラムによりコンビニATMでの出金手数料無料や、他行振込手数料無料などの恩恵も受け取ることができます。
ちなみに楽天銀行はゆうちょ銀行との連携もあり、ゆうちょ口座のお金を手数料無料で楽天口座に移すことができます。
つまり、会社の給料振込をゆうちょ銀行に設定しておけば、コンビニATMで手数料無料でお金を引き出すことができます。
投資に必須の楽天系サービスですが、普段の生活でもかなり有効に活用することができますね。
楽天経済圏に住んでるのであれば、楽天系のサービスを使って投資をするのは必須でしょう。
SBI系サービス(銀行・証券)
SBI系サービスでは、銀行口座と証券口座の2つを揃えておきましょう。
SBI系サービスでは円からドルなどの外貨積立、外国株式や海外ETFの購入用に使うことをオススメします。
それではSBI系サービスを使うことのメリットについて解説します。
・SBI銀行なら業界最安の手数料で外貨をゲットできる
SBI証券では、円をドルに交換して貯金する外貨貯金の手数料が他の会社と比べて安いです。
楽天銀行の外貨定期預金の手数料は円→ドルの片道が25銭ですが、SBI銀行の外貨積立を利用すれば片道2銭で済みます。
1ドル100円の為替だと仮定して、100万円分をドルに変えようとしたら手数料は
・SBI銀行は200円
・楽天銀行は2500円
上記のようになります。
約12倍もの手数料の差は見逃せませんね。
しかもSBI銀行の外貨積立であれば、自動で銀行口座内の円をドルに変えてくれます。
日付設定や金額設定も自由にできますし、指値設定もできます。
指値設定にしておけば、夜中に為替が大暴騰しても高値掴みを回避することもできますね。
積立投資においては長期間コツコツが前提になります。
コスト意識が後々ボディブローのように効いてきますし、自動化を活用しなければめんどくささが障害になってきます。
徹底したコスト意識と自動化を早期から取り入れておきましょう。
積立投資は10年単位の長期的な戦いなのですからね。
・SBI証券でのみ米国ETFの自動買付ができる
SBI証券のライバルである楽天証券でも、米国ETFを購入することができます。
しかし、米国ETFの自動買付ができるのは今のところSBI証券だけです。
米国ETFを積立購入することを視野に入れるのであれば、SBI証券は必須項目です。
しかも、SBI銀行とSBI証券をリンクさせておけば、外貨積立で貯めたドルを証券口座に手数料無料で移すことができます。
全自動とはいきませんが、3分程度でネットからドルの入金指示を行えます。
スマホ一つで簡単にドルの移動ができるのは、便利な世の中になったものだなとつくづく思います。
便利な仕組みをフル活用して、米国ETF自動買付しちゃいましょう。
家計簿管理や資産管理を実践しよう
投資を始めるならば日々の家計簿管理や、資産管理を始めておきましょう。
これらの重要性について解説します。
家計簿管理の重要性について
家計簿を管理するということはつまり、出ていくお金と入ってくるお金の量を把握しているということです。
これらの毎月のお金の出入りがわかることで、日々の無駄な出費を把握することができます。
無駄を把握すればそれを削減することで、投資に回すお金の量が増えます。
今から月収を1万円増やそうとしても、年功序列の日本においては並大抵の努力では叶いません。
しかし、家計の無駄を炙り出し1万円のコストを削減することは簡単です。
効果的な投資をするには、健全な家計管理があってこそなのです。
家計簿の重要性について過去記事で解説してるので、参照してみてください。
資産管理の重要性について
どれくらいの金額をどこに投資してるのかを一目でわかるようにすることが、資産管理の目的です。
パーセンテージで資産の分布を把握することで、投資を継続していく中でリバランスをするのが容易になります。
資産管理においては投資額ではなく、金融資産総額に対しての割合が大切なのです。
長期的な積立投資でも、30代、40代と年齢を重ねるごとにリスク許容度が変わっていきます。
家庭や子どもを持てばハイリスクな投資に挑戦しにくくなりますよね。
そこでリスクを抑えたポートフォリオのリバランスにするときに、各金融資産の割合が分かればリバランスがしやすくなります。
どれを売ってどれを買えば良いか金融資産の割合を円グラフなどで表示すれば、視覚的にわかりやすくなります。
積立投資ではリバランスの仕方によって運用成績に差が出てくると言われています。
投資を始めた瞬間から、自分のポートフォリオを把握できるような仕組みを作りましょう。
家計簿・資産管理にはマネーフォワードを使わなくても良い
資産管理や家計簿管理のアプリとしてマネーフォワードが人気ですが、私個人的には必要ないかなと思ってます。
マネーフォワードとは各銀行口座や証券口座、クレジットカードの利用履歴など全てを結びつけることができる便利なサービスです。
しかし、銀行登録数に制限があったり、過去1年間のデータしか保存できません。
これらを解消するには月額500円の有料会員になる必要がありますが、無駄な経費です。
積立投資でコツコツ資産を築こうとしてるところに、毎月500円の出費をしては本末転倒です。
・エクセルやナンバーズを活用しよう
ウィンドウズならエクセル、マックならナンバーズを使って家計簿や資産管理表を自作しましょう。
自分でゼロから作り上げるので、自分好みの自由度の高い管理表が作れます。
自分で作れなくても、ネット上にフォーマットが転がってるのでそれを使っても良いですね。
上記サービスであれば無料で使用できますし、いつでもバージョンアップすることができます。
マネーフォワードが突然サービス停止する可能性はゼロではありませんが、エクセルやナンバーズは全世界の人間が使ってるのでサービス停止することはないでしょう。
ナンバーズであればクラウド上に保存されるので、macbookで編集したものをiPhoneですぐさま参照できます。
出先であればiPhoneで編集できますね。
グーグルスプレッドシートを使えばクラウド上に保存されるので、アップル信者でない方はこっちを使うと良いかもですね。
まとめ:とりあえず楽天とSBI使っとけば問題なし
投資初心者はとりあえず楽天系サービスとSBI系サービスを使っておけば問題なしです。
てかこの2つがあれば、投資においてはほぼ網羅できますし、ネット系ということで使いやすく手数料も安いですからね。
おさらいですが
・楽天系サービス→積立で投資信託・確定拠出年金
・SBI系サービス→外国ETF・ドル転
と用途別に分けておくことをオススメします。
これら2つのサービスを駆使して、素敵な投資ライフを送りましょう!!
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