一発合格!!FP2級・FP3級試験の勉強方法やコツについてFP資格保有者が解説します

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どうも!!ブログ管理人のfujiです。

社会人を中心としてマネーリテラシーやスキルアップを目的として、FP資格を取得するのが流行っているように思います。


資格の難易度としては比較的優しめのFPですが、無計画な勉強方法では合格することは難しいでしょう。


そこで今回はFP 2・3級を一発合格したfuji流の勉強方法について解説します。

本業の仕事をこなしつつのFP資格試験の勉強でしたが、この勉強方法を実践することで無理なく合格することができました。


限られた時間を最大限に有効活用した最短での資格合格のノウハウをぜひ学んでください!!!


ちなみにFP試験は日本FP協会と金財の二つがありますが、ここでは日本FP協会をベースに説明しますし日本FP協会の試験を受験することをお勧めします

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FP(ファイナンシャルプランナー)試験の難易度や合格率について解説



FP資格試験合格の勉強方法を解説する前に、まずはFP試験の難易度やおおよその勉強時間について解説します。

取得目標の資格の難易度やおおよその勉強時間を知っておくことは、独学で勉強する際の目安になります。


勉強量=合格という簡単な図式にはなりませんが、合格ラインの勉強量を知っておくことで勉強スケジュールの組み立ての参考になります。

また、合格ラインまでの勉強量をこなしたという自信は、試験本番での焦りや緊張などの解消につながると思っています。



ちなみにFP資格の概要やFP資格を取得するメリット等について解説した記事があるので参照してみてください。

FPは資格試験の中では簡単な部類である


FP資格試験の難易度ですが、資格試験の中では簡単な部類に入ります。

試験範囲は幅広く覚えることが多いですが、基本的には4択や◯✖️の選択解答なので答えられない問題はほぼありません


比較的簡単に取得できるということから、本業をこなしながらの社会人でも合格を目指せるということで人気があるのでしょうね。


まぁ、試験の難易度についてはアレですが、勉強する内容は税金や社会保険や年金など知っておくべき知識が詰め込まれています。

マネーリテラシー向上には大いに役立つでしょう。

・FP3級の合格率や難易度はどのくらい??


無資格での学歴なしでも関係なく受験することができるFP3級ですが、FP3級の合格率はおおよそ70%いかないくらいですね。

2021年9月のFP3級の結果では、学科の合格率が84%で実技が80%となっています。


※日本FP協会 2021年9月実施3級FP技能検定試験結果より

学科と実技の一発合格と考えたら合格率70%いかないくらいですかね。

受験すればほとんどの人が受かる程度の難易度と思っても差し支えないでしょう。


自動車運転免許の試験の合格率が大体60%くらいなので、それよりもFP3級は簡単であるということでしょう。


3級という位置付けはいわば入門レベルということなので、勉強の習慣がない人やFPに関する知識がない人にとっては丁度いい難易度かもしれませんね。

・FP2級の合格率や難易度はどのくらい??


FP3級はゲキユル難易度の資格試験でしたが、FP2級では多少難易度が上がります

FP2級の合格率はおおよそ50%ないくらいであり、2021年9月のFP2級の結果では、学科の合格率が50%で実技が60%となっています。


※日本FP協会 2021年9月実施2級FP技能検定試験結果より


学科と実技の一発合格と考えたら50%いかないくらいですかね。


FP2級はFP3級合格者かFP業務の従事者のみ受験することができます。

基本的な知識を有している人が受験してその中で半分くらいしか受からないということなので、合格率50%という数字よりもほんの少し難しい難易度であるといえます。


似たような難易度の資格試験を上げるならば簿記3級がFP2級と同程度の難易度でしょう。

簿記3級の合格率がおおよそ40〜50%くらいですし、私自身簿記3級も持っていますが大体同じ時間の勉強量であるかなと感じてます。


FP2級の方が覚えることが多いですが、FP3級同様に選択解答なので答えられない解答はないので運で受かることも可能ですからね。


fujiはFP2・3級を半年間で一発合格しました


私自身は2021年5月試験でFP3級、2021年9月試験でFP2級を一発で合格しました。

株式投資や資産運用などで多少のマネーリテラシーはありましたが、本業は工場勤務のブルーカラーですし大卒の高学歴ということでもありません


その程度の凡人でも試験を一発で合格することができますし、約半年という短期間でFP2・3級資格を一気に取得することは可能なのです。

具体的にどの程度の勉強時間で合格したのか参考程度に解説します。



・FP3級合格までの勉強時間:約60時間程度


一般的にFP3級合格に必要な勉強時間は30〜80時間と言われています。


私の場合は3月の頭から勉強をスタートし、1日1時間勉強してきました。

4月から平日2時間・土日1時間の勉強をして、4月23日の試験に臨み無事合格しました。







この間に簿記3級の勉強も同時並行していましたので、FP3級に多くの時間を注ぎ込むことはできませんでした。

学科は正答率78%に対して実技が70%とギリギリですね。

3級の実技は一問5点で少しのミスが点数に大きく響いてくるので、ケアレスミスの結果ですね。


3月の勉強時間が約20時間、4月の勉強時間が約42時間で約2ヶ月で合計約62時間の勉強量となります。

1日1〜2時間と考えれば、本業に忙しいサラリーマンでも実現可能な数値だと思います。



・FP2級合格までの勉強時間:約100時間程度


FP2級はFP3級よりも難易度が高いので、合格までの勉強時間もそれなりに多くなります。

一般的にFP2級合格には150〜300時間が必要と言われています。


私の場合は7月の頭から勉強を開始し、平日1日1時間の勉強をしてきました。

8月からは平日1日2時間と土日に1時間、9月からは平日1日3時間と土日に1時間の勉強をこなし、9月12日の試験に臨み無事合格しました。



簿記2級とビジネス会計検定3級の勉強を並行しながらなので、7・8月の勉強量は控えめです。

7月が約19時間、8月が約44時間、9月が約30時間の合計93時間ぐらいですかね。

8月のお盆の時に実家にこもってひたすらFP2級の勉強してたので、プラス約10時間くらいの約2ヶ月半で100時間オーバーの勉強量ですね。


FP3級を受験してそれほど日が空いてなかったということもあるので、比較的短時間での学習で合格することができました。

それでも勉強不足なのか学科の正答率が71%、実技が79%とめちゃくちゃ高得点というわけではありません。

6割以上で合格なので合格には変わりありませんが、学科は少し危なっかしい感じですね。

タイトなスケジュールでこの結果ですが、しっかりと時間をかけて勉強すればこのような結果にはならないでしょう。

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FP資格試験一発合格の勉強方法について解説



半年という短期間でFP2・3級を一発合格した勉強方法について解説します。

ポイントとしては

テキストを丁寧に読み進める
ひたすら過去問を解く

上記の2点になります。

まずはFPのテキストを使って基礎知識の習得

まずやってほしいことはテキストを使って基礎知識を深めることですね。

FPの試験範囲は2級も3級も共通で下記が試験範囲となります。

ライフプランニングと資金計画・リスク管理
年金・社会保険
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継

これらの分野の知識は普通に生きていたらほとんど持っていないはずなので、まずはこれらの分野の専門用語になれることが大切です。


ちなみに私が使ったテキストはこのうかる!シリーズのテキストになります。






フルカラーで見やすいですし、それぞれの章末には過去問ミニテストがついているので使いやすいです。

A5サイズのコンパクトなので、持ち運びにも便利な一冊になっています。


・テキスト1周目はサラッと読み流す


まずは章末のミニテストは無視してテキストの全ページを軽く読み流しましょう。

覚えるというよりも、知るというフェーズですね。


社会保険や年金、相続などは生活に直結する部分があるので「この知識は使えるな」くらいの感覚でテキストをサクサクと読み進めましょう。

・テキスト2周目はミニテストを意識して読み進める


1周目で飛ばしたミニテストを2周目では飛ばさずにテキストを読み進めましょう。

ミニテストで間違ったところはテキストを見直して復習することが大切です。


ミニテストの問題は実際の試験の過去問から引用しているので、テキストで知識を深めつつも試験問題に慣らしていくというフェーズになります。


テキストのページ数もそこそこあるのでこの2周目がなかなか進みませんが、焦らずじっくりといきましょう。


テキストが終了したらFPの過去問をひたすら解く


テキストでの基礎学習が終わったら、あとは過去問をひたすら解きまくるだけです。

FP試験では計算問題も出てくるので、ひたすら手を動かして過去問を解きまくることが合格へのポイントになります。


・公式ホームページから過去問をダウンロードしよう


FP試験には日本FP協会と金財の二つの組織があり、それぞれがFP試験の問題を作っています。

受験者は日本FP協会か金財のどちらで受験するか選ぶ必要がありますが、金財の方が試験の難易度が高いので日本FP協会を選びましょう


どちらでも公式ホームページにFP試験の過去問がありますので、過去2年分過去問をダウンロードしましょう。

※日本FP協会 試験問題・模範解答


過去問も印刷すればそれなりの枚数になるので、4in1の両面印刷にすれば嵩張らなくて楽ですよ。


・過去問をそれぞれ2部印刷して試験用と解説用を作ろう


過去問を印刷したらそれを2部作って一つは試験問題用とし、もう一つは解説用にしましょう。

解説用には余白を活用して、間違えたところのポイントであったり単語の解説などテキストの情報を解説用紙に書き込んでいきましょう


いきなり全部の解説を書くのは大変なので、過去問を解いてみて間違ったところだけを解説用紙に書き込むのが良いでしょう

書き込むことでまた間違えても復習する際にテキストを開く手間が少なくなりますし、手で書き込むことで記憶の定着にも効果を発揮します。


・後はひたすら過去問を解きまくるだけ


過去問を解けば解くほどに記憶に知識が定着するので、解説用に書き込むことも少なくなるでしょう。

正答率も上がっていくので、どんどんとFP試験に向かって仕上がっていくでしょう。


それでも満点を連発することは難しいはずなので、間違えてしまったところは解説用の書き込みを確認したり、テキストを読み返しましょう


学科は60問あるのでミスってもカバーできますが、FP3級実技は20問しかないのでケアレスミスは致命傷になります。

満点を取りに行くつもりで進めないと、私みたいにギリ合格状態になりますよ。


少しのスキマ時間を活用してFP試験を解きまくろう


過去問を解くには30〜60分くらいのまとまった時間が必要になります。

しかし、本業をしながらのサラリーマンではまとまった時間を作るのが難しい人もいるでしょう。


そこで活用してほしいのが通勤時間や昼休みなどのスキマ時間です。


・FP道場というサイトを使ってスキマ時間に勉強しよう

FP道場という無料でFP試験の過去問を解くことができるサイトがあります。

このサイトを活用すればスマホでFP試験の過去問を解くことができるので、ちょっとした隙間時間を有効活用することができます。


またこのサイトの凄いところは、過去問の範囲や出題分野を絞ってランダムで過去問を解くことができるのです。

これにより公式サイトから印刷した過去問以外の部分もカバーすることができますし、自分が苦手とする分野も重点的に学習することができます。


そしてこのサイトでは自分の解答履歴などを下記のように分析することができます。

※FP3級ドットコムより

どの問題を間違っているのか、どの分野が苦手なのかこのグラフを見れば一目瞭然です。


しかし、一つだけ注意してほしいのが「このサイトだけやっておけばOK!テキスト不要」という声を鵜呑みにしてはいけないということです。

今までのFP試験では過去問だけやっておけばよかったですが、最近は過去問に載って無いような問題がちょこちょこ出てきてます


その時にその新規問題を攻略するには基礎知識が必要になりますが、テキスト未使用の学習では新規問題に太刀打ちすることができません

試験合格には過去問を解きまくることが大切ですが、テキストでの基礎知識も併せ持たないとFP試験突破することは難しくなっていくでしょう。

それに資格取得が目的ではなく、FP試験を通じた知識の取得が目的のはずですからね。


資格持ってるだけの無知は滑稽ですよ!!

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まとめ:本業しながらでも短期間でFP試験合格は可能



本業で忙しいサラリーマンでも半年という短期間でFP2・3級を取得することは可能です。

私の場合は簿記とビジネス会計検定も並行してたので、FPに絞って学習時間を確保できれば高得点で危なげなく合格することができたでしょう。


毎日コツコツ1時間作り出し、隙間時間を活用すればFP合格間違いなしです。

マネーリテラシー向上のため、目標達成のため頑張っていきましょう!!!

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