どうも!!ブログ管理人のfujiです。
毎月の貯金ができなかったりしている人にとっては、ちゃんと貯金ができるようになりたいと節約を頑張りますよね??
食費を削ってみたり、自動販売機でジュースを買わなかったりとコツコツとした節約を頑張っていることでしょう。
しかし、あなたが頑張っている節約は無駄なことです。
家計を貯金体質にするべきにやることはそんなことではありません。
まずやるべきことは、毎月掛かってくる固定費の見直しから行うべきなのです。
そこで今回は、年収300万円弱でも毎年100万円以上を貯蓄することができ、20代で1000万円の資産を築くことに成功した私の固定費削減のポイントについて解説します。
頑張るべきことはチマチマとした節約ではなく、抜本的な仕組みの改革なのです。
固定費は私たちの生活を苦しめる元凶である
会社で働き毎月給料を貰っても気づいたら財布の中はすっからかんで、生活費をおろしに銀行に行く人が大半かと思います。
なぜこんなにも日々苦しい生活を強いられるのでしょうか??
それはそれなりの金額が掛かる上に生きていくのに必要な固定費という存在があるからなのです。
毎月必ずやってくる上に安くない固定費
家賃や携帯代など固定費は必ず毎月やってきます。
あまり使わない月があったとしても、一定の金額を狂いなく請求されます。
ガスや水道電気など生活に直結した固定費なんかもあるので、支払わないという選択肢もありません。
一生懸命1ヶ月働いても、給料が振り込まれると同時に固定費の支払いに消えていくのです。
しかも、どの固定費もそれなりの金額なので、支出に占める固定費の割合はそれなりのものになります。
家賃や保険料から自動車のローンや駐車場代など、人によっては手取り給料の半分くらいが固定費に消えていくこともあるでしょう。
意識しなければ固定費を減らすことは難しい
外食をしすぎたり友達との遊びにお金を使いすぎたりすれば、それらの行動を止めることで節約をすることが可能です。
しかし、固定費は少し意識したところで節約ができる部類のものではありません。
電気や水道の節約のために、こまめなスイッチの入り切りや蛇口の開ける量を減らしたところで大した金額にはなりません。
労力の割には微々たる金額しか節約できないでしょう。
外食や遊びなどの変動費と違って固定費は容易に節約できるものではないのです。
コロナ禍で収入が減ったことでより固定費の支払いに苦しむことになる
収入が減っても容赦なく支払いの催促がくるのが固定費の特徴です。
コロナ禍で収入が減っても、会社が傾いてリストラになっても毎月の固定費はやってきます。
毎月の収入と夏冬のボーナスがあり、毎年働けば給料が上がるだろうという計算のもと、どのレベルの賃貸を借りろうとか、どのクラスの車をローンで買おうかと考えていたことでしょう。
このコロナ禍で毎月の収入減から固定費の支払い計画がうまくいかず、生活に困窮している人がそれなりにいます。
収入が減ったことが大きな要因ではありますが、容易に見直せない・毎月必ずかかってくるという特性を持った固定費が私たちの生活をより苦しめているのです。
固定費を見直して生活にゆとりを持とう
生活にゆとりがあり毎月貯金がしっかりできる家計体質になるには、固定費の見直しが必要不可欠なのです。
お金持ちであればあるほど毎月の固定費には厳しく、貧乏人であればあるほど固定費に関して無頓着であるというデータもあります。
私たちの生活を苦しめる元凶である固定費を見直すことが、ゆとりある生活を送るには必要不可欠なのです。
一度固定費を見直せばあとが楽になる
家賃を下げるために引っ越したり、保険の見直しなど固定費を下げるにはそれなりの労力がかかります。
どこに変えれば良いのかとか、変えた後にどれくらいで元を取ることができるかなど考えることは沢山あります。
しかし、頭が痛くなる思いも見直しをしている時だけで、一度見直してしまえばその後はノータッチでも節約の効果が持続します。
外食や遊びに使う変動費はその都度意識しなければなりませんが、固定費の見直しの良いところは一度変えればあとは勝手に節約が自動化されるところにあります。
最初さえ乗り越えればあとが楽になり、その効果が勝手に持続してくれる固定費の見直しをやる価値は大いにあるでしょう。
固定費は手取り収入の30%以内を目安にしよう
固定費を削減するときに目安として、手取り収入の3割以内にはおさまるようにしましょう。
今現在で3割を超えている人は固定費の見直しを迅速に行いましょう。
ちなみに私の毎月の固定費の割合は18%くらいですね。
見直せるところは見直し、日々改善してこの値に到達しましたからね。
参考までに私の12月の固定費について下記表にまとめてみました。
〜fujiの12月固定費一覧表〜
固定費合計 | 38789円 | 手取り収入 | 212201円 |
家賃 | 20000円 | 保険代 | 1660円 |
水道代 | 1950円 | 組合費 | 6878円 |
電気代 | 1965円 | 会社共済会費 | 500円 |
ガス代 | 3338円 | 携帯・通信費 | 0円 |
サブスクリプション | 2498円 | 固定費比率 | 18.2% |
サブスクリプションは下の3つの金額を月払い換算したものになります。
・Amazonプライム会員
・Kindle Unlimited
・エックスサーバー
アマプラ会員が年間4900円、サーバー代が年間13200円、kindleが毎月980円です。
こんなことより皆さんがツッコミたいところは家賃と携帯・通信費かなと思います。
家賃に関しては会社が半分負担してくれてるので実際の家賃は40000円であり、家賃負担が無かったとしたら手取り金額の27.7%が固定費ということになります。
通信費に関しては光回線代が無料の賃貸に住んでるのでゼロ円ですし、携帯代は楽天経済圏で貯めたポイントで支払っているので実質ゼロ円になります。
楽天モバイル の楽天アンリミットになる前のMVNOのときに契約したものなので、楽天会員+ダイヤモンド会員ということで月額980円で使うことができてます。
今は存在しないプランになりますが、楽天アンリミットも1年間無料キャンペーンを実施中なので、携帯代をゼロにしたいなら使う価値アリですよ。
また、私は収入に対して所得税や市長村民税がかなり安くなってます。
その理由としてはふるさと納税や確定拠出年金を行なっているからです。
固定費を下げることには直結しませんが税金を減らすことも大事なことなので、下記記事で学習しましょう。
・理想は固定費2:変動費3:貯蓄5
私が意識している毎月の家計の比率としては、固定費2割:変動費3割:貯蓄5割です。
給料が入ったときに固定費を差し引き、必ず貯蓄が5割以上になるようにしています。
固定費と同じく貯蓄も給料が入ったらすぐさま別口座に移してます。
FP会社や不動産会社が発信するネット記事の、固定費や貯蓄金額の割合はポジショントークかなと思います。
不動産会社が家賃を厳しく設定するよう促したら、賃貸物件が埋まりませんもんね。
世間の常識を鵜呑みにすることなく、自分の収入と将来の目標を加味して固定費や貯蓄額を設定するのが良いと思います。
私も一時期は固定費が3割を超える時期もありましたが、お金を使う前に貯蓄に回して残りのお金で生活するということを徹底したからこそ、20代で1000万円という資産を築けたのかなと思います。
いきなり1000万円というとハードルが高く感じますが、毎年100万円貯金を継続するだけです。
低年収でも1年間で100万円貯めるコツについて解説した記事がありますので、ぜひ参照してみてください。
コストカットすべき固定費について解説
大変お待たせしましたが、毎月襲ってくる固定費の見直すべきポイントについて解説します。
見直すべき固定費の項目としては
・自動車
・保険
・家賃
・電気
・ガス
・通信費
これら上記の6つになります。
これらについて見直すポイント等について解説します。
見直すべき固定費:自動車を保有すること
真っ先に見直すべき固定費は自動車を保有することですね。
自動車を保有するだけで
・税金
・保険代
・駐車場代
・車検費用
・消耗品代
・ガソリン代
上記のこれらの費用が毎月や毎年かかってきます。
そもそも自動車を購入する費用がかかってくるので、軽自動車で毎年30万円、普通車であれば毎年40万円くらいの固定費がかかってきます。
それに追加して自動車の購入費用もコストとしてかかってくるので上記の金額では収まりませんよ。
自動車を保有することでの毎月のコストについて詳しく解説した記事がありますので、気になる方は下記記事を参照してみてください。
・自動車がなくても今までどおり生きていける
私も今まで外国車や国産スポーツカーなどを乗り回し、クルマ関する費用で800万円以上お金を使ってきました。
クルマがないと生活できないと思い込んでいましたが、今では125ccのバイクだけで生活してます。
車の維持費が毎月7万円くらいだったので、レンタカーやタクシーをこの範囲内で必要な時は使ってます。
まぁ、ネットが発達した現代において買い物とかはネットショッピングを使いますし、タクシーを使う機会はバスや電車があるのでそんなにないです。
家族がいるからとか、田舎に住んでいるからとできない理由がたくさん出てくると思いますが、できない理由を上げるのではなく、できるように工夫する努力と既存の固定観念を排除する努力をしましょう。
工夫をすれば夫婦で2台の車を1台に削減することもできますし、見栄を張って高級車に乗ってるところを型落ちの軽自動車に変えることも可能です。
車を手放し必要なときに借りるという生き方を目指して欲しいところではありますが、家庭や各人の事情を考慮してできるコストカットをしましょう。
見直すべき固定費:生命保険や医療保険
日本人は世界的に見ても保険大好きの国民性があります。
何かあった時のための備えは重要ですが、目の前の生活を苦しくしてまで将来の不確定な出来事に備える必要はあるでしょうか??
私が考える保険が必要なパターンとしては「起こった時に家計や人生が破滅するとき」には保険が必要であると考えます。
例えば
・子供が小さい時の旦那の生命保険
・自動車の対人損害保険
上記の2パターンくらいですかね。
子供が独り立ちしてない時に収入源である旦那の死亡は残された家族の生活に関わりますし、自動車で人を轢き殺せば億単位の賠償が発生します。
上記のパターンに該当しない生命保険や医療保険なんかは不必要であると考えます。
・保険の見直しはネット系の会社を利用しよう
どうしても保険に加入する必要がある場合には、店舗の窓口や保険のセールスを積極的にやってないネット系の保険会社で検討しましょう。
お客様をもてなす窓口があり、保険のセールスマンがいるということはそれだけ人件費や経費がかかってます。
それらを賄うのは皆様が加入している保険商品ということなので、価格が高いという特徴があります。
店舗を構えてないネット系の保険会社であれば、経費が安く済むので比較的料金が安いです。
無駄な勧誘や引き留め等もないので、より良い商品を見つけた時の乗り換えもスムーズに済みます。
どうしてもセールスマンのきめ細かい対面サービスという安心感が欲しいなら、相見積もりで保険を検討しましょう。
一つの保険会社だけでなく複数を見比べることで、より安くより良いものを見つけることができるでしょう。
見直すべき固定費:家賃
固定費の大半を占めるのが家賃です。
少しでも広い部屋や駅に近いことを優先するあまり、気付いたら家賃が予定の金額よりも大幅にアップしていたなんてこともあるでしょう。
また、毎月費用がかかる家賃ですが、賃貸契約時には手数料等諸々の費用がかかってきます。
これらの費用は一回きりですが、引っ越しをするたびにかかってくるので地味に痛い費用となります。
・身の丈にあった家賃の物件を選ぼう
希望する物件の設備や立地などたくさんあると思いますが、まずは予算を決めて物件を選びましょう。
今現在身の丈に合ってない物件に住んでいる方は、すぐさま引っ越しを検討しましょう。
手取り収入の3割以内に全ての固定費が収まるようにするのがポイントなので、理想の賃貸物件に住むことは難しいかもしれません。
自分の中で譲れない部分と妥協できる部分を取捨選択して、安くも質の良い物件を探しましょう。
賃貸物件で安く良いものを見つけるコツや、契約時のコストを下げる方法について解説した記事がありますので、下記記事でノウハウを吸収してから賃貸探しに臨みましょう。
見直すべき固定費:電気料金
エアコンをたくさん使う夏場や冬場には電気料金が家計を圧迫してきます。
こまめなスイッチの入り切りも手段の一つではありますが、コストカットの抜本的な対策にはなってません。
電気料金の見直しをする際のポイントとしては、電力会社を比べることです。
・電力自由化によりどの電力会社でも選べる時代
電力自由化により100を超える電力会社の中から、どれでも選ぶことが可能な時代になりました。
いろんな電力小売り会社が参入しているので、色々比較してもらうのが一番ですが、個人的には楽天でんきをオススメします。
なんといっても、電気の基本料金が無料ですからね。
その代わり電気の使用単価は多少高めですが、ワンルーム賃貸などの1人暮らしの電力使用量ならそう多くはないでしょう。
使う電気が少ないなら、トータルで電気の料金が安くなります。
また楽天でんきを使うメリットとしては
・楽天カードで支払い可能 ・ポイントバックがある
・楽天ポイントで支払い可能
・日々の電力量をウェブで確認できる
上記のようなメリットがあります。
楽天経済圏の住人ならば、楽天でんきを選ばない理由はありません。
楽天のサービスを利用していない人でも、これを契機に楽天経済圏への引越しをオススメします。
見直すべき固定費:ガス料金
毎日お風呂にお湯を張って入る人であれば、ガス料金がとてつもない金額になるでしょう。
一戸建てに住んでいる人であれば自由にプロパンガス会社を選ぶことができますし、現在契約しているプロパンガス会社と交渉することで料金を下げることができるでしょう。
自分の家のプロパンガスが安いか高いか一括見積もりで確認してみましょう。
・賃貸物件ではガス会社を変えることはほぼ不可能
残念なお知らせですが、賃貸物件のガス会社の変更はほぼ不可能です。
なぜなら、ガス会社を選ぶのは大家の一存であり、賃貸を契約している個人に決定権はないからです。
よって賃貸物件を探すときにプロパンガスの物件ではなく、都市ガスを採用している物件を選ぶのが良いでしょう。
都市ガスとプロパンガスの価格の違いは地域によりますが、おおよそ3割くらいプロパンガスの方が高いです。
また、電力と同様に都市ガスも自由化が解禁され、より安い都市ガス会社を選ぶことができる時代になりました。
まだまだ解禁されたばかりなので参入企業も少ないですが、これから競争が加熱しより良いサービスを受けることができるでしょう。
見直すべき固定費:通信費
ネット環境とスマホがなければ安心できないのが現代人の性ですよね。
それゆえに多少料金が高くても、それに甘んじて見直しをしない人が多数います。
しかし、良心的な料金でそれなりの通信サービスを提供する企業はたくさんあります。
現場の高価な料金のサービスから乗り換えることを検討するのは必須事項です。
・格安SIMを使おう
よっぽどのヘビーユーザーでない限りは、格安SIMを使うのが最適解です。
3大キャリアが展開する大容量の高価格の通信プランを使う必要はありません。
格安SIMのプランや、3大キャリアがこぞってプランを打ち出している2980円のミドル価格の通信プランを検討しましょう。
通信費は家族構成や住んでる場所によって最適解は変わってきます。
格安SIMかミドルプランなのか、はたまたネット回線を組み合わせた方が良いのか吟味してみましょう。
下記記事で家族構成に応じた通信費の最適解について解説しているので、参考までに下記記事を参照してみてください。
まとめ:固定費の削減にこだわれば貯金体質に変身可能です
固定費は一見すると見直すのが難しいですが、手をつけてみると案外簡単です。
しかも、一回見直すだけで節約の効果が勝手に持続してくれます。
食費を削ったり、こまめに電気を消したりするのが馬鹿馬鹿しい感じになりますよね。
少しの労力を振り絞って徹底的に固定費の削減に努めて、貯金体質の家計を目指しましょう!!!
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