どうも!!ブログ管理人のfujiです。
皆さんが住んでいる家や賃貸物件にはオートロックがありますか??
防犯の観点からオートロックの物件が人気ではありますが、まだまだオートロックが設置されているところは数少ないです。
また、賃貸なんかでは建物の入り口がオートロックであり、自分の部屋の玄関は普通の鍵ということが大半でしょう。
しかし、色々便利になった現代では後付けで自分の玄関をスマートロック化することが可能なアイテムがたくさん販売されています。
しかもスマホと連動しているタイプがほとんどなので、スマホだけ玄関の鍵の開け閉めが可能になります。
そこで今回は、家や賃貸物件でスマートロックを導入したときのメリット・デメリットや、オススメスマートロックについて解説します。
私自身は賃貸物件に住んでおり、スマートロックを導入して1年ほど経ちます。
私の実体験も踏まえた上でスマートロックについて解説できたらなと考えています。
スマートロックを導入するメリット・デメリットについて解説
まずは家や賃貸物件にスマートロックを導入するメリットやデメリットについて解説します。
便利なスマートロックではありますが、メリットばかりではなく欠点も存在します。
メリットやデメリットを見極めた上で、スマートロックを導入するかどうかを考えることが大切でしょう。
スマートロックのメリットについて解説
スマートロック導入のメリットのポイントとしては
・失くしてもOK
・忘れてもOK
・ストレスフリー
・同棲が簡単になる
上記の4点になります。
それではひとつずつ解説していきます。
・家の鍵を失くしても鍵を開けることができる
やはりスマートロックを導入する最大のメリットはこれですね。
家の鍵を失くしても鍵を開けることができること。
実家暮らしの人であればこのような悩みはないでしょうが、賃貸物件に住んでいる一人暮らしの人ならば一度はこの危機に遭遇したことがあるはずです。
鍵を失くしてしまったり、鍵を職場や友人の家に忘れたかもしれないとか。
一人暮らしにおいては鍵を一時的にでも失くしてしまうことは死を意味します。
私自身もバイクのメットケースの中にバイクと家の鍵をインしたまま閉めてしまい、鍵が取り出せなくなったまま途方に暮れたことがあります。
部屋には誰もいませんし、実家暮らしみたいに待っておけば誰かが帰ってくることもありません。
幸いスマホを持っていたので鍵開け業者に連絡して部屋の鍵を解錠してもらいましたが、工賃諸々込みで4万円ほど請求されました。
水道トラブルとか鍵開けのような人の不幸を解決するサービスはめちゃくちゃ料金が高いということですね。
この時は仕方なく料金を払って鍵を開けて貰いましたが、この時スマートロックを導入しておけばこのような無駄なお金を払うこともなかったでしょう。
スマートロックであればスマホを持っているだけで自動で部屋の鍵を解錠することができます。
部屋やバイクなどのスペアキーを部屋に保管してあれば、当分は鍵を失くしたことによる影響をゼロにして生活することができます。
一人暮らしの人が鍵を失くしてしまうことのリスクがまじでデカすぎるので、スマートロックを導入することを本気でオススメします。
・家の鍵の閉め忘れがなくなる
スマートロックには鍵を開ける機能だけでなく、解錠状態が一定時間続くと勝手に閉めてくれるオートロック機能もあります。
また出先から鍵の解錠・施錠状態をスマートロック連動アプリから確認することもできます。
スマートロックの種類によってはこれらの機能がないものもありますが、ほとんどのスマートロックにはこれらの機能はついてます。
これらの機能により不意に襲ってくる「家の鍵閉めたっけ??」という漠然とした不安が無くなりますし、実際に閉め忘れても自動で鍵を施錠してくれるので空き巣トラブルなんかも無くなります。
また、ピッキング等で鍵を解錠されたとしても、鍵の解錠・施錠の状態を記録する機能を持ったスマートロックもあります。
どの時間帯に空き巣が入ったのかという情報があるだけで、もしかしたら犯人への手がかりとして活用できる可能性もありますからね。
・鍵を取り出して家のドアを開ける手間がなくなる
スマートロックを導入すれば、両手が塞がった状態でカバンから鍵を取り出すという手間がなくなります。
ほとんどのスマートロックがスマホと連動しているので、スマホの位置を検知すると自動で家の鍵を解錠してくれます。
スーパーで買った買い物袋を両手に抱えて階段を登って疲れたところに、トドメの鍵開け作業という地獄のルーティンが人生からなくなります。
鍵を開ける手間はほんの数秒かもしれませんが、この鍵開けのストレスはなかなかですよね。
毎回カバンから鍵を出したり、両手の荷物を一旦地面に置くという動作のストレスは想像以上ですからね。
しかしスマートロックを導入するだけでこれらの悩みがなくなるなら、スマートロックを導入しない手はないでしょう。
・カップルで同棲する際の鍵の悩みがなくなる
賃貸物件を契約するときはスペアキーを含めて2本しか鍵をもらえないのがほとんどでしょう。
そうなった時に発生する悩みが「同棲のときどうしよう」ということですね。
それぞれが1本ずつ鍵を持つことになるでしょうが、そうなったらスペアが存在しないまま生活することになります。
また彼氏が鍵を部屋に忘れて出て行って後から出かけた彼女が鍵を閉めてしまった場合、彼氏が先に帰ってきても部屋に入れず彼女を待たなければなりません。
また、カップルそれぞれで鍵を所有していた場合、もし別れた時になったら「相手がこっそり合鍵作ってるかも」というもしもの事態を想定しなければなりません。
そうなったら鍵を変える必要があるので不動産会社に鍵変えの許可をもらったり、鍵交換費用を負担したりと無駄な出費や手間がかかります。
しかし、スマートロックを導入しておけばこれらの悩みが全て解決します。
スマートロックのアプリには合鍵機能というものがあり、自身のスマホ以外にも設定したスマホに鍵の操作の権限を与えることができるのです。
これにより彼女のスマホにも権限を与えておけば、物理的な鍵を使うことなく家の鍵の操作を行うことができます。
また、鍵操作の権限はいつでもアプリで剥奪することができるので、別れた後には相手のスマホを触ることなくこちらのスマホで操作して権限剥奪ができます。
スマートロックによっては権限を日時設定で与えることもできるので、帰宅の時間帯だけ権限付与など柔軟に対応することも可能です。
もちろんこの機能を持ってないスマートロックもありますけどね。
カップルだけでなくルームシェアなど複数人で住む場合にもこの機能を活用すれば、合鍵を作る必要もありませんし、ルームシェア解消の手続きも簡単になるでしょう。
スマートロックのデメリットについて解説
便利な機能がたくさんのスマートロックですが、もちろんデメリットも存在します。
デメリットのポイントとしては
・ランニングコストがかかる
・締め出しのリスクがある
・完全キーレスはリスク
上記の3点になります。
それぞれ詳しく解説していきます。
・多少のランニングコストがかかる
市販で売られている後付けのスマートロックは、ほとんどが電池式のスマートロックになります。
しかも市販の単3電池やボタン電池とかではなく、CR123Aという少し特殊な電池になっています。
CR123Aタイプの電池はカメラや小さなおもちゃなどで使われています。
珍しいタイプの電池なのでスーパーとかにはなかなか売ってませんし、何より高いです。
2本セットで大体500〜600円が相場であり、電池の寿命が半年程度なので年間で1200円ほどのコストがかかります。
エネループのような充電式の電池もありますが、ほとんどのスマートロックでは充電式の電池は使用不可です。
なので使い捨てのCR123A電池を使うことになりますので、ほんの少しのランニングコストがかかってしまいます。
月に100円と考えたら気にするほどでもありませんが、スマートロックは買っておしまいではないということは理解しておきましょう。
・自動施錠による締め出しのリスクがある
スマートロックには一定時間の解錠から自動で施錠する機能があります。
もちろん設定でこの機能をOFFにすることも可能ですが、自動施錠を設定していた場合の最大のリスクとして締め出しがあります。
ゴミ出しのために鍵を持って行かずに部屋を出て行って、帰ってきた時にはスマートロックの自動施錠機能により鍵がかかっているなんてことも。
スマートスピーカ連動タイプのスマートロックもあるので、ポストの投函口から大声で「開けて〜」と叫べば開くかもしれませんね。
しかし、その方法では赤の他人の声でもスマートスピーカーは反応するので、空き巣のリスクがありスマートスピーカーと連動する方法はおすすめしません。
自動施錠機能というメリットにもデメリットにもなるスマートロックの機能ですが、私は締め出しのリスクがあるのでこの機能はOFFにしています。
ゴミ出し等の時間を考えて、自動施錠が動作する時間の設定を長めにしておくなどいろいろ方法はあるかもですね。
・完全なキーレスにはリスクがある
スマホ1台で鍵の開け閉めをやってくれるスマートロックですが、その機能を過信して物理的な鍵を持ち歩かないことはかなりのリスクがあります。
・スマホ・スマートロックの電池切れ
・スマートロックの誤作動
・自動施錠の締出しリスク
上記のリスクがゼロではない以上、スマートロックがあるからといって鍵を持ち歩かない生活はオススメできません。
特にスマートロックの誤作動はちょこちょこある話なので過信はできませんね。
スマートロックを活用しつつも物理キーは常に身につけておくことが大事ですね。
スマートロックの便利さを享受しつつも、あくまで物理キーの補助であるという認識くらいがちょうど良いでしょう。
鍵を失くした時や忘れた時のためのスマートロックなのに、スマートロックのせいで結局家に入れなくなるなんて本末転倒ですからね。
おすすめスマートロック3選について解説
スマートロックのメリット・デメリットを押さえたところで、次におすすめのスマートロックを2つ紹介します。
fujiがおすすめするスマートロックは
・SADIO LOCK(サディオロック)
・Qrio Lock(キュリオロック)
上記の2つになります。
それぞれの価格や機能などについて解説していきます。
おすすめスマートロックその1:SADIO LOCK(サディオロック)
価格や機能のバランスを考えて一番おすすめするのがこのSADIO LOCK(サディオロック)です。
スマートロックの中ではお手頃な価格でありながらも、それなりの機能を持っているので個人的にはマジおすすめです。
私自身もこのスマートロックを使ってますが、コスパ良すぎて感激してますからね。
・サディオロックの特徴について解説
スマートロックは安いものであれば1万円以下で売ってますが、高いものになると2万円を軽く超える金額になっています。
そんな中でサディオロックは13000円程度というお手頃な価格帯で販売されています。
NinjaLock2なんかは4万円ほどの超高級品ですからね。
しかし価格がお手頃だからといって機能がお粗末ということではありません。
サディオロックには
・鍵シェア
・権限管理
・オートロック機能
・開閉履歴閲覧
・アップルウォッチ対応
といったスマートロックに求めるべき機能が一通り揃ってます。
電池の残量のお知らせ機能はありませんがアプリ上で電池の残量を確認できますし、電池残量が少なくなったら本体が赤く光ってお知らせしてくれます。
もちろん両目テープでの貼り付けタイプのスマートロックですし、付属のアタッチメントが3種類ほどあるのでほとんどのサムターンの形状に合うようになってます。
また、オプションのUSBハブを購入すればスマートロックの検知範囲外である外出先から鍵の施錠・解錠状態の確認や鍵の操作を行うことができます。
このUSBハブをコンセントに繋げることでハブを介して遠くのスマホからでもスマートロックの操作を可能にするという仕組みになります。
ハブが5000円ほどで地味に高いですが、出先からスマートロックを操作する機会があまりない人には不要な機能ですよね。
スマートロック入門としてはこのサディオロックで決まりでしょ!!
おすすめスマートロックその2:Qrio Lock(キュリオロック)
次におすすめスマートロックはこのQrio Lock(キュリオロック)ですね。
先程のサディオロックよりも価格は高くなってます。
しかし、価格が高価な分サディオロックと比較してより多くの機能を持ってます。
・キュリオロックの特徴について解説
キュリオロックは約2万円とそこそこのお値段となってますが、その分機能を多くあります。
・鍵シェア
・権限管理
・オートロック機能
・開閉履歴閲覧
・アップルウォッチ対応
・電池残量お知らせ
・ドア閉位置検知
・オートロック一時停止機能
・スマートスピーカーと連動
などなどの機能があります。
スマートロックの付属センサーでドアの閉じを検知しないと鍵がかからないので、ドア閉じを検知したらすぐさま鍵がかかります。
また、スマートロックのサムターンを解錠→施錠→解錠と操作するとオートロックの機能を一時停止します。
これによりゴミ出しなどちょっと外に出るときに締め出しのリスクを無くすことができます。
これだけでも凄いですがキュリオロックには別売りのキュリオパッドをセットにすることで、スマートロックの弱点を克服することができます。
・Qrio Padの機能について解説
キュリオパッドには数字のボタンとカードのタッチ部分がついています。
このパッドをドアの外側に設置することで、もしもスマホを失くした時や締め出しにあった時にこの危機を回避することができます。
キュリオパッドの数字のボタンで暗証番号を入力するとキュリオロックを解錠できますし、別売りのカードをかざすことで同様に解錠することができます。
このパッドは貼り付けタイプなので大きな工事等も不要で気軽に設置できます。
価格が約2万円とキュリオロックとセットで購入すると4万円オーバーと費用が嵩みますが、それに見合った機能でしょう。
スマートロックを過信するのはリスクであるとたびたび言ってますが、このキュリオロックとパッドの組み合わせであれば完全なキーレスが実現可能ですね。
まとめ:スマートロックは導入すべき価値ある素晴らしいアイテム
スマートロックを導入することでもしもの時の保険になりますし、普段の少しの手間がなくなりストレスフリーな生活を送ることができます。
特に一人暮らしの人や同棲している人であればよりスマートロックのありがたさを実感できるでしょう。
価格もピンキリではありますが、1万円程度でそれなりのスマートロックをゲットできます。
私みたいに鍵をバイクのメットインの中に閉じ込めてしまい途方にくれないために、鍵を失くした時の保険としてスマートロックを導入してみてはいかがでしょうか?
ぼったくりの鍵開け業者に大金を払うくらいなら、スマートロックに先行投資して自分の不幸から身を守りましょう。
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