どうも!!ブログ管理人のfujiです。
老後2000万円問題やコロナショックにより、新たに投資を始める投資初心者が増えつつあります。
楽天証券での口座開設数は2020年2月が約10万、3月が約16万と2ヶ月連続で業界最多数を更新したそうです。
このように初心者投資家が次々とデビューしてますが、投資先は株式や債券だけでなく金や不動産などありとあらゆる種類があります。
その中には投資初心者が絶対に手を出してはいけないハイリスク・ハイリターンな金融商品も存在します。
そこで今回は投資歴7年・金融資産1000万円超えの私が、絶対に手を出してはいけない金融商品について解説します。
投資初心者がやってはいけない投資についての心構え
具体的に手を出してはいけない金融商品を紹介する前に、まずは初心者がやってはいけない投資についての考え方について解説します。
ポイントとしては
・資金全額
・同時期
・一極集中
です。
全部を一気に一箇所にということですね。
それぞれ深掘りしていきます。
初心者NGな投資方法その1:資金全額を投資
投資の格言の中にcash is king という言葉があります。
投資においてはお金が一番偉いということです。
株式相場が下落しても、お金があれば相場の底をチャンスと捉え買い増すことができます。
日常生活で緊急事態があっても、お金があれば急場を凌ぐことができます。
お金も投資対象の金融資産のひとつではありますが、他の金融資産とは意味合いがかなり違ってきます。
世界の基軸通貨がドルであるように、お金が投資においての基本になるのです。
投資だけでなく、生活基盤の根底でもありますよね?
お金がなければいざという時に投資できませんし、そもそも普段の生活すら送ることも難しくなります。
そんな投資や生活において重要であるお金を後先考えず、全額投資に回すことは絶対にダメです。
投資のチャンスがそこに転がってると思っても、手持ちの現金を全て投入する必要はありません。
チャンスをうまく拾えればOKかもしれませんが、投資初心者にそれは至難の技です。
ほとんどがチャンスを拾うことができず、大きな損益を被ることになるでしょう。
しかし、手元に現金が残ってれば、チャンスを挽回する投資を実行することも可能でしょう。
現金があればやり直しが効くのです。
次のチャンスや不測の事態に備え、ある程度の現金を手元に残しておきましょう。
初心者NGな投資方法その2:同時期に投資
同時期とはつまり、タイミングをズラさないで一気に投資をすることです。
パソコンの前に常に張り付いてるデイトレーダーならば話は別ですが、本業の片手間で投資をするならば投資タイミングは分散した方が良いです。
デイトレーダーは相場の一瞬の振れ幅に大金を投入して、振れ幅の戻りで利益を確定させる手法をとります。
デイトレーダーがやってるのはあくまでトレードであって、私たちがやるのは企業等の将来の成長を見込んでお金を注ぎ込む投資なのです。
投資をするということは、中長期のそれなりの期間を想定した投資になります。
自分が良いと思った投資対象でも中長期保有し続けるならば、投資タイミングを少しずらして小分けで購入するのがベターです。
小分け戦法では仮に投資対象の価格が下落したとしても、追加購入時に安く仕入れることができます。
そうすることで投資対象の平均買付価格が下がります。
つまり損益分岐点が下がることでプラスに転じやすくなりますし、プラスになればより多くの利益を獲得することも可能です。
同じタイミングで投資するのではなく、時間の分散を意識して投資することが大切なのです。
初心者NGな投資方法その3:一極集中な投資
一極集中とはつまり、1つの銘柄にのみ投資するということです。
どれほど良い投資商品でも、一極集中投資というのはリスクが大きすぎです。
ハイリターンを求めるためにハイリスクを背負うよりも、毎年安定したローリターンを年数重ねていけば、いずれは大きな資産となります。
アインシュタインが人類史上最大の発明であると比喩した「複利効果」ということですね。
大きなリスクを取り続ければ、いずれは負けて全てを失ってしまいます。
投資においては大きく勝つよりも、負けないことが重要なのです。
負けないためには、幅広く銘柄を分散して投資するのが良いでしょう。
仮に100個の銘柄に分散投資しておけば、1つがマイナスになっても残りの99個がカバーしてくれる可能性が高いです。
一極集中の投資法では生きるか死ぬかの2択ですが、分散しておけば致命傷にはならないですからね。
長く投資を続けるならば、銘柄の分散投資も大事な要素になってきます。
投資初心者にオススメの投資方法とは??
投資初心者にオススメの投資方法は、先ほどのダメな投資の逆をやれば良いのです。
ちらほらキーワードは出ていましたが、ポイントとしては
・銘柄の分散
・時間の分散
・積立投資
ということになります。
簡単に説明すると、投資信託商品を積立NISAで購入しよう、ということです。
投資初心者必見の投資方法について、下記記事で詳しく解説してるのでぜひ見てください。
投資初心者が絶対に手を出してはいけない金融商品について解説
それでは、投資初心者が絶対に手を出してはいけない投資商品について解説します。
手を出してはいけない投資商品としては以下の6つになります。
・バイナリーオプション
・ソーシャルレンティング
・レバレッジを使ったトレード
・短期トレード
・個人年金
・不動産
それぞれざっくりと説明していきます。
バイナリーオプション
バイナリーオプションとは、FXを使った投資になります。
投資というか、FXを使ったギャンブルですね。
ベットした一定時間後の価格が、ベットした時の価格より上がるか下がるかを当てるゲームみたいなものです。
時間は30秒〜24時間まで選択することができます。
予想が当たれば約2倍になってお金が返ってき、予想が外れたらベットした金額全て没収になります。
※ハイローオーストラリアより
有名なバイナリーオプション業者で言えばハイローオーストラリアですかね。
上記画像がハイローオーストラリアのトレード画面になります。
上がるか下がるかの2択を当てるシンプルなゲーム性によって人気がありますが、勝てるゲームではありません。
・短期のチャートを読むのは至難の技
為替のチャートを題材にしてるので、なんとなく投資しているような錯覚に陥りますが、バイナリーオプションは1/2を当てるギャンブルです。
なぜなら、30秒後のチャートなんて読めるわけがないからです。
長期間で見れば下落・上昇のトレンドを把握することは可能です。
MACDやボリンジャーバンドなどを駆使してテクニカル分析すれば、それなりに勝率を上げることができるでしょう。
しかし、30秒後チャートを予測するなんてことは、技術介入の余地なんてものはあり得ません。
バイナリーオプションはつまり、コイントスで裏か表を当てるような丁半バクチなのです。
しかも負けたら全額没収なんて、損切りのできない投資なのです。
こんなギャンブルで勝つのは初心者には不可能ですし、投資としてバイナリーオプションを捉えてはいけません。
資産を増やす投資目的で使って良いシロモノではないのですからね。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、簡単にいうとお金を必要としている人にお金を貸すことです。
個人同士でのお金の融資はクラウドファンディングになりますが、個人が企業にお金を貸すことをソーシャルレンディングと言います。
ソーシャルレンディングについて詳しく解説してる記事があるので、ぜひ参照してみてください。
ソーシャルレンディングの利回りはそれなりに高く、5%の案件なんてものはザラにあり10%超えの案件もチラホラあります。
利回りの高さから、申し込み殺到する案件が出てくるほど人気のあるソーシャルレンディングですが、安全な投資とは言い難い理由があります。
・銀行から融資を受けれない企業がソーシャルレンディングを活用する
お金を借りる企業にとっても、わざわざ個人から高い利息を払ってお金を借りる必要はありません。
返済能力としっかりとしたプランがあるなら銀行から借りればいいからです。
しかし、ソーシャルレンディングを活用してお金を集めてるということは、銀行からの融資に失敗したという見方もできます。
銀行が融資しないということは、それなりのリスクがあるからと考えて良いでしょう。
利回りが高くても元本割れする可能性が高いのなら、投資先としては不十分ですね。
・損切りできない
・長期間の資金拘束
・手数料高め
・ハイリスク・ミドルリターン
上記の四重苦の投資案件であるソーシャルレンディングはオススメしません。
レバレッジを使ったトレード
レバレッジとはテコの原理のことで、自分が持っている資金以上の金額を扱って取引をすることです。
ざっくりいうと、元本を担保にお金を借りて取引をするということですね。
このレバレッジ取引をうまく活用すれば、投資資金が少なくても多額の利益を上げることができます。
株式であれば最大約3倍、FXであれば最大約25倍のレバレッジを掛けることができます。
100万円を持っていれば、FXであれば2500万円分の取引を実行できるブースターを獲得できます。
仮に100万円を軍資金に1ドル/100円→1ドル/110円になれば
・レバレッジなし→10万円の利益
・25倍レバレッジ →250万円の利益
上記のようにレバレッジを活用して大金を獲得することができましたね。
このように投資資金が少なくても大きな利益を上げることが可能ですが、利益だけでなく損益に対してもレバレッジが掛かってしまうのです。
・損益も倍になるレバレッジ取引
資金を倍にして取引をすれば、プラスになれば利益が倍になりますし、マイナスになれば損益が倍になります。
先ほどと同様に100万円を軍資金に1ドル/100円→1ドル/90円になったとしたら
・レバレッジなし→10万円の損益
・25倍レバレッジ →250万円の損益
となってしまいます。
しかも本来の投資元本は100万円しかありません。
レバレッジなしであれば90万円が手元に残りますが、レバレッジありであれば150万円の借金が残ってしまいます。
1ドル/90円になってもそのまま保有して円安を狙って耐える方法もありますが、レバレッジを使用した取引では追証をしなければなりません。
追証とはマイナスになった分の損益の補填として、現金を追加投入してチャラにすることです。
元手の資金が少ないからレバレッジを活用してるので、追証をする資金はないはずです。
追証ができなければ取引を強制で終了させるロスカットが発動します。
ロスカットは投資家を守るための仕組みですが、価格が下落してそこから上昇すると思っても発動します。
プラスに転じれば絶大な効果を発揮するレバレッジ取引ですが、一度マイナスに転じれば地獄を見るでしょう。
短期トレード
1日で売買を完了させるトレードをデイトレード、数週間の場合はスイングトレードと言います。
どちらのトレード手法も短期的なトレードに部類されます。
トレードを職業にしてる方は、短期トレードで利益を上げてる人もいますが、会社勤めの片手間投資家には難しい投資法です。
一瞬のチャンスを見逃すことなく相場が開いてる間は常にチャートとにらめっこしてるトレーダーのように、会社員が本業の片手間でできる芸当ではありません。
売上高が上がってる成長企業の株価でも、短期的に切り取ったら下落することもあります。
長期で見れば勝てた戦いなのに、短期で挑んだが故に負けてしまうこともあるのです。
・心が落ち着かず不安定になる
一瞬のチャンスを逃してしまったり、含み益から急に損益を抱えたりとスマホの画面が気になって仕方ないです。
本業に影響があるだけでなく、精神的に不安定になることもあります。
スマホを触るためにコソッとトイレに行くことが頻発すれば、本来終わらせておくべき業務が残ってしまいます。
そのために残業するハメになるなんて愚の骨頂ですね。
トレード一本で生活するのでないなら、短期トレードをやるべきではありません。
目先の利益を求めるトレードではなく、遠くの大きな利益を求める投資に注力すべきです。
どっしり構えて、心にゆとりを持ちながら投資するのが理想だと思います。
個人年金
安定的な資産形成のイメージが強い個人年金ですが、オススメするような投資先ではありません。
しかし、保険会社のセールストークと数字のマジックによって、うっかり加入してしまうのです。
・保険会社が使う数字のマジック
個人年金保険の利回りの説明で返戻率という言葉があります。
払った個人年金保険料の総額に対していくら戻ってくるかの率になります。
払込期間にもよりますが、昔みたいに良い利率の商品は存在しないので103〜110%くらいが相場ですかね。
ちなみに無知で愚かな過去の私が契約した個人年金は117%です。
この払戻率のパーセンテージは総額に対してなので、1年間の利回りに換算したらとてつもなく低くなります。
私の個人年金の払戻率は117%ですが、これを年利に換算すると0.85%です。
個人年金保険料控除を加算した場合でも1.06%の利回りです。
個人年金などの年利を求める場合は、内部収益率というものを使います。
エクセルにIRR関数というものがあるので、期間と払込金額、そして受取金額が分かればすぐに答えを出せます。
個人年金だけでなく、世の中に存在する全ての金融商品をIRR関数で年利に換算し直すことで、優秀な投資対象なのか判断することができます。
少し条件の良かった昔の個人年金でさえ1%を切る利回りなので、今の個人年金はゴミと言って良いでしょう。
インデックスの王道であるS&P500の平均利回りが3.8%くらいと考えれば、個人年金は銀行よりかはマシなゴミ商品なのです。
不動産
戸建てやマンションを保有し、家賃収入を稼ぐことで利益を上げる不動産投資ですが、投資初心者が手を出すには難しい投資先になります。
投資でありながら銀行がお金を貸してくれたりとメリットもありますが、参入障壁の高い投資なのです。
・閉じた市場の不動産
株式などは誰もがスマホ一つで株を購入することができますし、インサイダー取引防止など一定のフェアなルールが存在します。
このような誰に対してもオープンでフェアな状態を開かれた市場とも言います。
それに対して不動産投資は閉じた市場なのです。
なぜなら、
・一般に公開されない物件が存在する
・特定の人間が不動産情報を握ってる
これらの理由から不動産投資は、何のコネクションも持っていない初心者が参入するには障壁が高すぎるのです。
不動産会社で募集されてる物件はほとんどが採算の取れないゴミですし、優良物件が入ってきたとしても一般に公開される前にお得意様に情報がいきます。
お得意様が買わなかったとしても、特殊なネットワークにその情報が流れ瞬く間に物件は完売となるでしょう。
ゴミ物件でも、会社勤めの安定な収入と頭金があれば銀行はお金を貸してくれます。
しかし、銀行がお金を貸してくれるから、そこそこの優良物件であると勘違いしてはいけません。
銀行はいざとなったら全ての財産を取り立てにきます。
お金を借りる側に返済できる可能性があるだけで、不動産物件の収益性だけで融資してるのではありません。
どうしても不動産投資を始めたいのならば、まずは有力な不動産投資家とのコネクションを作るところから始めるべきでしょう。
まとめ:リスクとリターンが見合ってない投資には気をつけよう
これまで紹介した初心者が手を出してはいけない金融商品は、リスクとリターンが見合ってない・ハイリスクすぎる投資先です。
世の中にはしっかりとした投資先もちゃんとあります。
最初は堅実にローリスク・ローリターンな投資先から攻めていきましょう。
投資は一獲千金のギャンブルではありません。
急にお金持ちになることも難しいですが、コツコツと年数を積めば積むほど成果が出てくるものなのです。
時間をかけてコツコツ継続すること。
投資に近道はないのです!!!
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