業種によって全然違う!!社会人の勤務時間について徹底解説!!

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はじめまして!!ブログ管理人のfujiです。

みなさんがお勤めの会社の勤務開始時間は何時からですか??

だいたいの会社は、9:00〜18:00の勤務時間かと思います。


しかし、一部の会社員は24時間快適なサービスをお客様に提供するため、特殊な勤務形態で働いている人もいます。


私が勤めてる会社も部署が変われば勤務形態も全然違う会社です。

今は日勤の職場ですが、過去に夜勤や当直等色々経験してきました。


そこで今回は、多様化している日本の勤務形態について詳しく解説します。

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勤務時間とは



勤務の形態について説明する前に、勤務時間について解説します。

会社で耳にする勤務時間は以下の4つがあると思います。

①法定労働時間

②所定労働時間

③勤務時間

④労働時間


それぞれの時間の定義について詳しく説明していきます。


 

①法定労働時間


法定労働時間とは、国のルールで定められた労働時間です。

ルールとしては

・「1日の労働時間が8時間以下であること」
・「1週間の労働時間の合計が40時間以下であること」

上記の二つが労働者に深く関わってくるルールの大枠です。

このルールとは労働基準法の第32条に記載されてます。


労働基準法について詳しく知りたい方のために以下にリンク先を貼っておきます。
※電子政府の総合掲示板「e-Gov」 労働基準法



他にも「6時間働いたら45分の休憩を与えること」「8時間働いたら60分の休憩を与えること」など、労働者の働く環境を守るために、労働基準法で定めてます。


36(サブロク)協定ていう言葉を社内で聞いたことはありませんか??

あれは、「残業をさせる際に割増賃金を支給するので、1日の労働時間が8時間を超えてもいいですよ」という協定なのです。

②所定労働時間


所定労働時間とは、法定労働時間に基づいて決められた会社内での労働時間です。

法定労働時間内であれば、自由に決めることができます。

九時五時部署はサラリーマンの憧れですよね??

労働時間が7時間の会社もあれば、みっちり8時間働かせる会社もあります。

しかし、いずれも法定労働時間内であるためルール上問題はありません。

③勤務時間


勤務時間とは、始業〜終業までの時間です。

勤務時間は休憩時間も含まれます。

休憩時間は労働時間外ではありますが、会社から拘束されているとみなします。

よって休憩時間も労働者の完全に自由な時間ではないという観点から、勤務時間内に含まれます。

だからと言って賃金が発生することはありませんが、会社の業務対応を場合によってはこなす必要性はあります。

その際はもちろん賃金が発生します。


余談ですが、「休憩時間」とは心身共に会社の業務から完全に離れた状態であることです。

お店のバックヤードで休憩しつつ、お客様が来店したらすぐさま対応するなんてことは休憩時間とは言いません。

それは単なる手待ち時間です。労働時間であると言えます。

代わりのスタッフを配置するなどの工夫をし、業務に一切関与しなくてもお店の営業が円滑に回る状況下で、休憩をとることが本来の休憩時間の形なのです。


グレーな休憩時間を強要してる会社が見受けられることがあります。

あなたの会社は大丈夫でしょうか??

一度労基署に相談するのも一手かと思います。


④労働時間


労働時間とは、勤務時間から休憩を引いた時間となります。

つまり実際に労働している実労働時間です。

法定労働時間の8時間以下であることとは、この労働時間のことを言ってます。

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勤務形態について



少し長くなってしまいましたが、いよいよ勤務形態について解説していきます。

日本の正社員は主に以下の4つに大別することができます。


①日勤勤務

②夜勤勤務

③当直勤務

④フレックス勤務


それぞれの勤務形態について詳しく解説します。


①日勤勤務


日勤勤務とは、朝出社して夕方に退社する一般的な勤務形態です。

法定労働時間の1日8時間以内の労働時間で、休憩1時間が主流でしょう。

土日が休みの場合もあれば、シフト制である場合もあります。

また、シフト制の勤務でなければ年末年始やGWなどの長期休暇が取れるところが大半です。


スーパーやアパレルなどのサービス業では、10:00〜19:00や12:00〜21:00などの変則的な勤務もあります。

しかしそれらも日勤の勤務であると言えます。

なぜなら労働基準法で定める、深夜時間帯に労働していないからです。

深夜時間帯については、夜勤勤務のところで説明します。

②夜勤勤務


夜勤勤務とは、深夜時間帯に労働時間が重なってる勤務を言います。

深夜時間帯とは22:00〜5:00の時間帯です。

この時間帯に労働すると深夜割増賃金手当が付きます。

25%増しの賃金がもらえます。これは労基法の定めによるものです。

会社によっては上記にプラスして夜勤手当が付くこともあります。

看護師が高給取りである所以ですね。


夜勤の勤務形態は看護師やコンビニ、電気や鉄道などのインフラ関係の会社に多いです。



また業務を三交代で回している病院などは夜勤でも凖夜勤と深夜勤の二つがあります。

・準夜勤務



準夜勤とは、夕方に出社して夜に退社するような勤務形態です

労基法では準夜勤という定義はありませんが、一般的に上記のような形態です。


勤務時間は16:00〜25:00みたいな感じです。

出社時間が遅いので朝ゆっくりできたり、午前中を有効に使うことができる等のメリットがあります。

しかし、準夜勤勤務の次の勤務が日勤に当てられたりと、生活リズムの調整に苦労する可能性があります。

・深夜勤務


深夜勤とは、夜に出社して朝に退社するような勤務形態です。

準夜勤と同じく労基法に定義されている訳ではありません。

勤務時間は24:00〜9:00みたいな感じです。


夜からの仕事なので、午前中をフルに満喫することができます。

しかし、人間が本来寝ている時間帯に働くので、起きる時間が早すぎると仕事よりも睡魔との戦いになりがちです。

翌日の勤務終了後は非番扱いとなり、次の勤務が当日の準夜勤ということはないでしょう。

しかし当日の勤務終了から翌日の勤務開始までの時間は特に定めがないので、職場の事情によっては上記のような過酷な勤務をこなさなければならない可能性もあります。



私の場合は準夜勤でも深夜勤でもない勤務形態でした。

16:00〜9:00の勤務時間で、休憩時間が2時間です。

1回の勤務で2回分働くイメージですね。


かなり特殊ですが二交代の職場ではこのようなパターンではないでしょうか。

③当直勤務


当直勤務とは、通常の勤務中は電話番や軽微な労働に従事し、何か異常があった時に対応する労働者の労働形態です。

病院のお医者さんとかが代表ですよね。

オペが入ってない時は、手待ち時間として待機しておき、急患が入ったら仕事をするみたいな。


当直勤務には賃金の1/3以上の当直手当が付きます。

しかし当直勤務中の時間は法定労働時間に含まれないので、当直勤務以外の勤務時間と合算すると、週に40時間以上働いているという場合もあります。


当直には働く時間帯によって日直と宿直があります。

・日直


日直とは、深夜時間帯に被らない日中に当直業務を行う労働形態です。

上記でも説明しましたが、電話番や軽微な雑務に従事し、異常時に対応する業務を指します。

小学校などのクラス日直と同じ感じですね。



当直業務に従事した時間は、法定労働時間にはカウントされません。

なので人手不足の病院では、夜間に長時間のオペをこなした医者を当日の日直に指定して、急患が入らないことを祈りながら仮眠させて業務を回している病院もあるそうです。

・宿直


宿直とは、深夜時間帯の夜に当直業務を行う労働形態です。

夜間に仮眠ないし泊まる時間があることから「宿」直と呼ばれるそうです。


日直と同じく賃金の1/3以上の当直手当が支給されますが、宿直業務には夜勤手当は支給されません。

よって当直手当と夜勤手当の二重取りはできません。

当直の業務は、「常態としてほとんど労働をする必要のない勤務のみ」と決められており、深夜時間帯に待機しているだけで労働しているという認識ではありません。

しかし、宿直手当は深夜時間帯を多少は考慮した、金額設定になっています。

④フレックス勤務

 
フレックス勤務とは、始業・終業時間を自由に自分で決められる勤務形態を指します。

オフィスワークの職場であったり、IT業界などに多いイメージですね。

1ヶ月の労働時間を自分で計画して消化すればいいという感じです。


企業によってはコアタイムが設定してるところもあります。

コアタイムに指定された時間帯は、職場に顔を出して勤務をしなければならない時間帯です。

よって1ヶ月の労働時間を早めに消化して、残りは休日ということはできません。


計画の段取りが上手な方なら、朝の通勤ラッシュを避けたり、早めに上がって習い事をしたりとメリット大な制度です。

しかし、上手く使わないと時間管理がルーズになり生産性が下がってしまったり、職場の担当者との時間調整に苦労することもあります。

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実際の勤務例



上記のことや、私の友人の実例を考慮して、1週間の勤務日のモデルケースを作成しました。

変則日勤勤務


アパレル勤務
営業時間 10:00〜20:00

月 早番 9:00〜18:00
火 早番 9:00〜18:00
水 遅番 12:00〜21:00
木 休日
金 遅番 12:00〜21:00
土 遅番 12:00〜21:00
日 休日


木曜日の休日の次の日が遅番なので、朝まで遊んでも若い人ならば金曜日の勤務に支障がないでしょうね。

パリピな人ならば、土曜日の仕事終わりにそのままクラブへGOですね笑

変則夜勤勤務


病院での看護師勤務
診療受付時間 9:00〜20:00
救急受付 24時間対応

月 日勤 8:00〜17:00
火 準夜勤 16:00〜25:00
水 夜勤 24:00〜翌9:00
木 非番
金 休日
土 日勤 8:00〜17:00
日 休日


火曜日から水曜日の生活リズムの調整が難しいところですね。

木曜日の非番は夜勤中に効率よく仮眠できれば、休みみたいなものですね。

生活リズムの調整がうまい人ならば、夜勤職場は休みが増えた感覚になります。


余談:2年前の私の場合


工場内での勤務
工場稼働時間 24時間

月 日勤 8:00〜17:00
火 当直 9:00〜翌9:00
水 非番
木 夜勤 16:00〜翌9:00
金 非番
土 休日
日 夜勤 16:00〜翌9:00


特殊な勤務形態ですが、このような勤務形態があることを紹介したくて余談として載せました。

当直の休憩時間は昼に1時間、夕方に2時間、夜中に仮眠時間として5時間ありました。

実質の労働時間としては、夜勤勤務と変わらず16時間でした。

また、当直と言いつつもそれなりの業務をこなしてたので、法定労働時間にカウントされてましたし、夜勤手当も付いてました。

日勤・泊まり当直・夜勤の3パターンの勤務なので、生活リズムの調整が非常に難しいです。

不眠症になっていた後輩もいますし、夜食のせいで太る人もいました。

しかし、夜勤明けの家系ラーメンは心身共に沁み渡ります!!!

 

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まとめ


いかがでしたか?

日本の快適な24時間のサービスを支えるために、日勤以外の色々な勤務形態があります。

夜勤や泊まり勤務で働いてる方には本当脱帽です!!

コンビニでいつでも買い物できるのは、こういった勤務形態で働く方々のおかげでもあります。


また就職や転職する際に勤務形態をしっかりと確認して選ばないと、自分の体質に合わなくてやめてしまう場合もあります。

本記事を参考にそれぞれの勤務形態のメリット・デメリットについて理解を深めていただけたら幸いです。






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