どうも!!ブログ管理人のfujiです。
賃貸物件を探す時に、あれこれ悩んでしまいますよね。
今まで実家暮らしであったり、会社の寮生活であれば初めての物件探しに苦労すると思います。
せっかく苦労して見つけた物件も、いざ住んでみたらイメージしてたのと違うなんてことも。
そこで今回は賃貸物件を探す時に、見るべき・押さえておくべきポイントについて解説します。
会社に入社してから5回も転勤等で住む場所が変わった、私の経験をここにぶちまけます!!
賃貸物件の設備面と契約時の費用面について解説しますが、かなりボリュームが多いので今回の記事では設備面について解説します。
賃貸物件契約時の費用面で注意すべきポイントについては、下記記事で解説してるので参照してください。
この記事を読み込んで、物件探しに失敗しないように知識を身につけましょう。
ネット無料の賃貸物件に騙されないで
最近の賃貸物件ではネット無料がついていることがあります。
特に学生に人気のあるワンルームの物件なんかは、ネット無料が当たり前と言っても過言じゃありません。
物件を貸し出す大家側としても、ネット無料であれば空室が早く決まることもしばしばです。
貸主と借主双方にメリットのあるように思えるネット無料の物件ですが、全てのネット無料の物件がまともであるとは限りません。
物件によっては貸主だけメリットを享受して、借主が一方的に不利益を蒙っている場合もあるのです。
ゴミみたいな通信速度のネット回線
賃貸物件にネット無料と記載されてても、それをそのまま鵜呑みにしてはいけません。
通信速度がクソ遅い回線である場合があります。
てか、半数以上の物件は回線のスピードが激遅です。
特にワンルームの賃貸で多いのは、JCOMが入っているネット無料の賃貸ですね。
JCOMは元々ケーブルテレビの会社であり、ネット回線も光回線ではなくCATV回線です。
CATV回線であればBSが見れたり、JCOMのネット無料プランの中にBSも無料というメリットはあります。
しかし、ネット回線の通信速度が遅すぎてメリット帳消し状態です。
特に賃貸に住んでる住人たちがネットを使用する18〜21時の時間帯は、ネットをまともに使うこともできません。
動画を見るのがギリギリで、オンラインのゲームなんかは絶望的でしょう。
大家の客寄せパンダであるネット無料というワードに騙されないように、ネット無料の内容について詳しく不動産屋に聞いておきましょう。
ネットなしの物件の方がトータルで安くなる可能性もある
ネット無料の賃貸物件では、大家が利益を上げるために家賃を少し高めに設定してたり、ネット代として共益費から引いている場合があります。
大家のネットの契約は一棟単位なので、空室が埋まるほど利益がでる仕組みですね。
逆に借主側としては、住む人間が増えるほど通信速度が遅くなります。
光回線であれば速度が大きく下がることはないでしょうが、JCOMなんかだったら借主が一方的に不利益を被ることになります。
・ネット無料という条件を捨ててしまおう
大家が一方的に有利になりやすいネット無料の賃貸という条件を消してしまうのも一つの方法です。
立地や間取りが似た物件でも、ネット無料があるなしで2000〜3000円ほど家賃が変わることもあります。
ネット無料がなくてもポケットWi-Fiや光回線を自分で繋ぐ方が、コストパフォーマンスが良くなる場合もあります。
ソフトバンク光であれば速度も申し分ありませんし、光回線の中では安い部類に入ります。
オンラインゲームなどをストレスなく満喫したいなら、ネットなしの賃貸物件に自分で光回線を引くのが良いでしょう。
ネット無料の賃貸を選んで結局ネットが使い物にならないなら、安物買いの銭失いですからね。
・ヘビーユーザー以外は楽天アンリミットでもOK
オンラインのゲームや動画のアップロードなど、ヘビーにネットを使うのではないのなら楽天モバイル の楽天アンリミットがオススメです。
楽天エリア圏内であれば通信量は無制限ですし、楽天エリア圏外でも1Mbps低速モードであれば無制限にネットを利用できます。
1Mbpsくらいの通信速度であれば、ツイッターなどのテキスト文字はサクサクいけますし、YouTubeなどの動画再生も高画質でなければ問題なくいけます。
テザリングも無料で使用できるので、パソコンでネットを使うことも可能です。
ネットの通信費用を下げる方法や楽天モバイルのオススメポイントなど、下記記事で解説してるので参照してみてください。
バイクや自転車の駐輪スペースを確認しよう
自動車を持っていない人にとっては、自転車やバイクが移動手段になるかと思います。
大切な移動手段の保管する駐輪場についても、しっかりとリサーチしておく必要があります。
最悪の場合には賃貸物件に引越した後に、まともに自転車が使用できないと言ったパターンもありえます。
駐輪場に自転車が散乱している
駅近の建築スペースの狭い物件や学生が多いワンルームの物件であるあるなのが、駐輪場が自転車でごった返してることですね。
駐輪場の屋根から自転車がはみ出してるだけでなく、後ろに2列目ができてる物件なんかもあります。
このような秩序のない駐輪場では、毎朝自転車を発掘する作業からスタートするのでかなりのストレスになります。
毎日使う設備だからこそ、妥協することなくこだわって欲しいですね。
狙ってる賃貸物件の駐輪場の実態を偵察するのもひとつの方法ですね。
自転車やバイクを毎日使うのであれば、使い勝手の良い駐輪場がある物件を選びましょう。
バイクOKは原付サイズまでというパターンが多い
賃貸物件検索サイトでの検索条件の中でバイク置き場ありを設定して物件を検索しても、実際には50ccサイズのバイクまでしかダメという物件が大半です。
物件を管理する大家との交渉次第でしょうが、250ccを超える大きめのバイクではNGがでる可能性が高いです。
125ccくらいのサイズがギリギリでしょう。
車の維持費や駐車場代などのコスト面や移動手段としての便利さを考慮して、バイクを保有してる方もたくさんいると思います。
朝の通勤時にバイクは絶大な効果を発揮しますからね。
しかし、物件によっては駐輪スペースを多く取るバイクを嫌う大家がいるのが現状です。
50cc以上のバイクでもOKなのか前もって確認を取ると良いでしょう。
入居後にバイクNGと言われてもどうしょうもないですからね。
憧れのロフト付き物件にも大きな弱点がある
ワンルームの賃貸物件ではロフト付きが人気ですね。
物置として利用できますし、ロフト下をリビングにしてロフトを寝室にすればかなり広々と部屋のスペースを活用することができます。
そんなみんな大好きロフト付き物件にも致命的な弱点があるのです。
夏場のロフト空間は使い物にならない
ロフト付き物件の致命的な弱点として、夏場はロフトがクソ暑くなることです。
空気は冷やされると比重が重くなるので、冷気は下に溜まり熱気は上に溜まる傾向にあります。
よって天井空間の広いロフト付き物件でロフトを冷やそうとクーラーをかけても、ロフト空間が冷えるには時間がかかります。
エアコンで長時間空気を冷やしても、ロフトが冷える頃にはロフト下は物凄く寒い状況になってるでしょう。
・サウナと化すロフト空間
2階建ての2階の部屋でしたらロフト空間は悲惨な状況になります。
ロフトの天井が建物の屋根と近いため、屋根の熱がロフトを温めてしまいます。
夏場の屋根上の表面温度は80℃を超えます。
ワンルームの木造建築の物件では収益性重視の物件が多いので、作りがチープですし最低限の断熱材しか屋根上に入れてません。
真夏の熱された屋根上の熱がどんどんロフトの中に入ってくるのです。
夏場のロフトで生活するのはあまり現実的ではありません。熱中症で死にます。
1階の部屋のロフトなら多少はマシでしょうが、2階の住人の足音がダイレクトに響いてきます。
睡眠の邪魔をされて睡眠障害になること必須でしょう。
・ ロフト空間を使うなら文明の力に頼ろう
ロフト空間で生活することはなかなか厳しいですし、若者に人気のあるメゾネットタイプの賃貸物件でも夏場2階部分が暑くて冬場は1階部分が寒いという環境になります。
どうしてもロフトやメゾネットの物件にこだわりがあるなら、サーキュレーターで空気を循環させるという方法を取りましょう。
扇風機は幅広く風を送るので体を冷やすのに向いてますが、サーキュレーターは直線的に風を送るので空間の空気を循環させるのが得意です。
サーキュレーターを使えば、下に溜まった冷気や上に溜まった熱気を攪拌することができます。
上記のサーキュレータであれば、24畳対応なので広い空間のあるロフトやメゾネットにも対応できますし、360度を自動で首振りして空気を送ることができます。
リモコンもついてるので、ロフト上から遠隔で操作することもできます。
サーキュレーターを使えばそれなりにロフトでも生活できますが、夏場のロフトは無防備の状態では使い物にならないということを肝に命じておきましょう。
ロフトのハシゴが邪魔すぎる
ロフト付き物件にはハシゴがついてますが、ハシゴが超邪魔です。
ただでさえ狭いワンルームなのに、そのワンルームの端っこの空間をハシゴで占領されます。
ハシゴが直立に固定されたものであれば問題ないですが、ハシゴを脱着できる斜めがけの場合だとこのような事態になります。
ハシゴを移動させるスペースもないのでそのまま掛けておくことになります。
ロフトを頻繁に使わないのであればハシゴは単なる邪魔です。
自分がロフトを使う可能性があるのかしっかり考える必要がありますね。
ロフトは物置スペースとして使いにくい
ロフトに上がるにはハシゴを使って登る必要があります。
つまり、ハシゴで登りながら持てる程度の荷物しか運べないということです。
大きな重量物なんかをロフトにあげるのは難しいでしょう。
ロフトは荷物置き場としては使い勝手が悪いのです。
苦労して荷物をロフトにあげても、ロフトから下のフロアに荷物を下ろすにも苦労します。
マジめんどくさい羽目になるのです。
意外と盲点な玄関スペースの確認をしよう
物件の内覧で玄関から入っていきますが、目の前に広がる部屋に目が行き、玄関のことは置いてけぼりになりがちです。
ベランダやキッチン、お風呂場などを入念に物色して帰る間際にもう一度玄関の存在に触れますが、眼中になしの状態でしょう。
玄関の存在は灯台下暗しな状態になるので、意識して玄関もチェックしておきましょう。
備え付けの下駄箱が使い物にならない
玄関が狭い物件でも、玄関横に縦置きで収納できる下駄箱が備えつけられてることがあります。
上記の写真のようなタイプの下駄箱ですね。
このタイプの下駄箱はブーツのようなかかとの高い靴はもちろん入りませんし、サイズが大きくても入りません。
26cmくらいのサイズが限界です。
玄関は狭いけど靴箱があるから大丈夫だろうと騙されがちですね。
十分なスペースの玄関であるか、上記写真のような収納力のある下駄箱があるかチェックしておきましょう。
夏場の西日が玄関を灼熱にする
賃貸物件において日当たりを考えるのは大切なことです。
日当たりが良すぎて室内が熱されても、遮熱シートやカーテン等で対策することもできます。
しかし、玄関のドアの場合にはこれらの対策をすることができません。
玄関の配置によっては14時〜18時くらいの時間帯で玄関のドアが熱されます。
太陽の西日は特に強烈ですからね。
玄関のドアは鉄やアルミ等の熱伝導率の良い材質である場合が多いので、夏場には触ったら火傷するくらいになることもあります。
ドアの外側にすだれ等の太陽の熱を遮る工夫ができれば良いですが、賃貸物件において外の階段や廊下は共有の空間です。
自分の玄関の前の空間だからと言って、自由にはできないのです。
日中や西日で熱々に熱された玄関のドアは、室内の空間を温めてます。
仕事から帰宅して部屋に入る頃にはサウナ室の出来上がりです。
日当たりが悪すぎるのも考えものですが、良すぎるのもよくありません。
朝日が入ってくる程度の間取りが理想ですね。
お風呂場の水回りを確認しよう
物件の内覧の時にはガスや水道が引かれてないので、お風呂周りの確認をするのは難しいです。
ざっと外観を見るだけになってしまうでしょう。
それにより、実際に住んでみて想像と違うことに陥りやすいです。
お風呂場の水回りのチェックすべきポイントについて解説します。
ユニットバスのお風呂場は使いにくい
トイレと手洗い場とお風呂が合体した3点ユニットバスの使い勝手の悪さは、誰しもが想像できるでしょう。
しかし、手洗い場とお風呂が合体した2点ユニットバスも同じように使い勝手が悪いのです。
弱点としては
・座って体洗う時に手洗い場が邪魔
・浴室側にしかシャワーを掛けるフックがない
・床がベチョベチョで歯磨きの時に足が濡れる
・ワックスやドライヤーなど置くスペースがない
このような弱点があります。
毎日お風呂や身だしなみを整えるので、これらの弱点が日々ストレスを蓄積してきます。
一日の疲れを癒すお風呂タイムでストレスが溜まるのは、精神衛生上よろしくないですね。
2ハンドルの混合栓は面倒が多い
賃貸物件のお風呂場の蛇口にハンドルが2つついており、それぞれお湯と水のハンドルのタイプの混合栓があります。
写真で言ったら下記のようなやつですね。
自分でお湯と水の割合をコントロールして、最適な温度を探す必要があります。
お湯のハンドルを回しても最初は水であり、一定時間立たないと安定した温度のお湯になりません。
安定してから水のハンドルを回してちょうど良いお湯を作るのはクソ手間です。
節水のためシャワーにしても、シャワーを止める度に一からお湯の温度調整をしなければなりません。
温度調整の手間を回避するにはシャワーを出しっぱなしにするという、節水とは真逆の動作をしなければならないのです。
・節水機能のシャワーノズルが使えない場合がある
2ハンドルの混合栓でも節水に特化した止水機能付きのシャワーノズルに交換すれば、シャワーのボタン一つで出水を止めることができます。
しかし、残念ながら上記写真のタイプの混合栓では使えません。
なぜなら、水配管とお湯配管に逆止弁がついてない可能性があるからです。
シャワーとカランの間に止水がないなら、ほぼ逆止弁はついてないですね。
無理をして止水機能付きシャワーノズルを使えば、水がお湯側の配管に逆流してガス給湯器を破壊する恐れがあります。
また、シャワーノズルで水を止めればお湯側に逆流するだけでなく配管が一時的に高圧になります。
最悪の場合には、逃げ場を失った圧力が配管を壊して水漏れの原因になるのです。
水漏れを起こせば近隣住民への賠償もしなくてはなりませんし、大家にも賠償する必要があります。
節水どころか多額の負債を背負う羽目になるのです。
まぁ、賃貸契約時には火災保険加入が必須なのでそのような事態にはならないと思いますけど。
まとめ:しつこすぎるくらいに賃貸物件の設備を確認しよう
確認すべき設備面での項目が多いので、あなた自身が譲れない項目と合わせてこれらも紙に控えて不動産屋にいきましょう。
内覧ができるチャンスもそう多くはありませんし、条件の良い物件はすぐに決まってしまいます。
押さえるべきポイントを忘れずに把握するには、自分なりのチェックリストが効果を発揮します。
住んでから「こんなはずじゃなかった」とならないように、しつこいくらい賃貸物件の設備面を確認しましょう。
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